JDK 13リリースにおける重要な変更

次に示すのは、Java SE 13およびJDK 13での重要な拡張機能の一部です。

  • 動的CDSアーカイブは、アプリケーション・クラスデータ共有(ApsCDS)を拡張します。これにより、Javaアプリケーションの終了時にクラスの動的アーカイブが可能になります。『JEP 350: Dynamic CDS Archives』を参照してください。
  • テキスト・ブロックがJava言語に追加され、開発者が必要に応じてフォーマットを制御できるようになりました。これはプレビュー言語機能です。『JEP 355 Text Blocks (Preview)』および『JEP 12: Preview Language and VM Features』を参照してください。
  • switch式、プレビュー言語機能は、文または式として使用できるように拡張されたため、両方のフォームで従来のラベル(フォール・スルーあり)または新しいラベル(フォール・スルーなし)のいずれかを使用できるようになりました。これは、switch式から値を生成するための追加の新しい文とともに使用されます。『JEP 354: Switch Expressions (Preview)』および『JEP 12: Preview Language and VM Features』を参照してください。
  • java.net.Socketおよびjava.net.ServerSocket APIで使用される実装は、管理やデバッグが容易で、より単純な最新の実装に置き換えられました。『JEP 353: Reimplement the Legacy Socket API』を参照してください。
  • Unicode 12.1のサポート。Unicode 12.1に関する項を参照してください。
  • ZGCは、未使用のヒープ・メモリーをオペレーティング・システムに戻すように拡張されており、アプリケーションのメモリー・フットプリントを拡張します。『JEP 351 ZGC Uncommit Unused Memory』を参照してください。