JDK 15リリースにおける重要な変更

JDK 15の新機能および拡張機能の完全なリストは、JDK 15リリース・ノートを参照してください。

次に示すのは、Java SE 15およびJDK 15での更新内容の一部です。

  • Java SE 13で最初にプレビューされたテキスト・ブロックは、このリリースで永続的な機能となり、プレビュー機能を有効にせずに使用できます。

    テキスト・ブロックは、大部分のエスケープ・シーケンスの必要性を回避し、文字列を予測可能な方法で自動的に書式設定する複数行の文字列リテラルであり、必要に応じて開発者が書式を制御できます。『JEP 378: Text Blocks』および『テキスト・ブロック・プログラマーズ・ガイド』を参照してください。

  • Zガベージ・コレクタ(ZGC)は本番で使用する準備ができ、実験的な機能ではなくなりました。ZGCを有効にするには、コマンドライン・オプション-XX:+UseZGCを使用します。『JEP 377: ZGC: A Scalable Low-Latency Garbage Collector (Production)』を参照してください。
  • 非表示クラスは、他のクラスのバイトコードで直接使用できないクラスです。非表示クラスは、実行時にクラスを生成し、リフレクションを介して間接的に使用するフレームワークで使用することを目的としています。『JEP 371: Hidden Classes』を参照してください。

プレビューおよびインキュベータ機能

プレビュー機能の詳細は、Java言語のプレビュー機能を参照してください。

  • シール・クラスは、Java言語のプレビュー機能です。シール・クラスおよびインタフェースは、それらを拡張または実装できる他のクラスまたはインタフェースを制限します。『JEP 360: Sealed Classes (Preview)』および『Java Platform, Standard Edition Java言語更新』シール・クラスを参照してください。
  • Java SE 14のプレビュー機能であるinstanceofのパターン一致は、このリリースで再プレビューされます。この機能を使用すると、プログラム内の共通ロジック(オブジェクトからのコンポーネントの条件付き抽出)をより簡潔かつ安全に表現できます。『JEP 375: Pattern Matching for instanceof (Second Preview)』および『Java Platform, Standard Edition Java言語更新』パターン一致を参照してください。
  • Java SE 14のプレビュー機能であるレコードは、このリリースで再プレビューされます。レコードは、不変データの透過的キャリアとして機能するクラスです。『JEP 384: Records (Second Preview)』および『Java Platform, Standard Edition Java言語更新』レコード・クラスを参照してください。
  • 外部メモリー・アクセスAPIを使用すると、JavaプログラムはJavaヒープ外の外部メモリーに効率的かつ安全にアクセスできます。『JEP 383: Foreign-Memory Access API (Second Incubator)』を参照してください。

削除されたAPI、ツールおよびコンポーネント

関連項目:

また、注意が必要なセキュリティ関連の更新もあります。「JDK 15でのセキュリティ・アップデート」を参照してください。