com.sun.net.httpserver
クラス BasicAuthenticator

java.lang.Object
  com.sun.net.httpserver.Authenticator
      com.sun.net.httpserver.BasicAuthenticator

public abstract class BasicAuthenticator
extends Authenticator

BasicAuthenticator は、HTTP 基本認証の実装を提供します。これは abstract クラスであり、各着信要求を検証するために呼び出される checkCredentials(String,String) の実装を提供するには拡張する必要があります。

入れ子のクラスの概要

クラス com.sun.net.httpserver.Authenticator から継承された入れ子のクラス/インタフェース

Authenticator.Failure, Authenticator.Result, Authenticator.Retry, Authenticator.Success

フィールドの概要

protected String

realm

コンストラクタの概要

BasicAuthenticator(String realm)
指定された HTTP 領域のための BasicAuthenticator を作成します。

メソッドの概要

Authenticator.Result	authenticate(HttpExchange t) 各着信要求を認証するために呼び出されます。
abstract boolean	checkCredentials(String username, String password) 指定された名前とパスワードをこの Authenticator の領域のコンテキストで検証するために、着信要求ごとに呼び出されます。
String	getRealm() この BasicAuthenticator が作成された領域を返します。

クラス java.lang.Object から継承されたメソッド

clone, equals, finalize, getClass, hashCode, notify, notifyAll, toString, wait, wait, wait

フィールドの詳細

realm

protected String realm

コンストラクタの詳細

BasicAuthenticator

public BasicAuthenticator(String realm)

指定された HTTP 領域のための BasicAuthenticator を作成します。

パラメータ:

realm - HTTP 基本認証の領域

例外:

NullPointerException - 領域が空の文字列である場合

メソッドの詳細

getRealm

public String getRealm()

この BasicAuthenticator が作成された領域を返します。

戻り値:

オーセンティケータの領域文字列

authenticate

public Authenticator.Result authenticate(HttpExchange t)

クラス Authenticator の記述:

各着信要求を認証するために呼び出されます。実装は、必要に応じて Failure、Success、または Retry オブジェクトを返す必要があります。

Failure は、認証は完了したが、無効な資格のために失敗したことを意味します。

Sucess は、認証が正常に行われ、Sucess.getPrincipal() を呼び出すことでユーザーを表す Principal オブジェクトを取得できることを意味します。

Retry は、別の HTTP 交換が必要であることを意味します。クライアントに送り返す必要がある応答ヘッダーは、指定された HttpExchange に設定されます。返される応答コードを Retry オブジェクトに提供する必要があります。Retry は複数回発生することがあります。

定義:

クラス Authenticator 内の authenticate

checkCredentials

public abstract boolean checkCredentials(String username,
                                         String password)

指定された名前とパスワードをこの Authenticator の領域のコンテキストで検証するために、着信要求ごとに呼び出されます。資格のキャッシュは、このメソッドの実装によって行う必要があります。

パラメータ:

username - 要求からのユーザー名

password - 要求からのパスワード

戻り値:

資格が有効な場合は true、そうでない場合は false