java.security

クラス PolicySpi

java.lang.Object

java.security.PolicySpi

public abstract class PolicySpi
extends Object

このクラスは、Policy クラスのサービスプロバイダインタフェース (SPI) を定義します。このクラスのすべての abstract メソッドは、Policy 実装を提供する各サービスプロバイダによって実装される必要があります。

この abstract クラスのサブクラス実装は、Policy.Parameters オブジェクトを入力パラメータとする public コンストラクタを提供する必要があります。また、Policy.Parameters 入力を認識できない場合、このコンストラクタは IllegalArgumentException をスローする必要があります。

導入されたバージョン:

1.6

コンストラクタのサマリー

コンストラクタ

コンストラクタと説明
PolicySpi()

メソッドのサマリー

メソッド

修飾子と型	メソッドと説明
protected PermissionCollection	engineGetPermissions(CodeSource codesource) 指定された CodeSource に付与されたアクセス権のセットを含む PermissionCollection オブジェクトを返します。
protected PermissionCollection	engineGetPermissions(ProtectionDomain domain) 指定された ProtectionDomain に付与されたアクセス権のセットを含む PermissionCollection オブジェクトを返します。
protected abstract boolean	engineImplies(ProtectionDomain domain, Permission permission) ポリシーが ProtectionDomain の Permission を付与されているかどうかをチェックします。
protected void	engineRefresh() ポリシー構成をリフレッシュまたは再読み込みします。

クラス java.lang.Object から継承されたメソッド

clone, equals, finalize, getClass, hashCode, notify, notifyAll, toString, wait, wait, wait

コンストラクタの詳細

PolicySpi

public PolicySpi()

メソッドの詳細

engineImplies

protected abstract boolean engineImplies(ProtectionDomain domain,
                    Permission permission)

ポリシーが ProtectionDomain の Permission を付与されているかどうかをチェックします。

パラメータ:

domain - チェック対象の ProtectionDomain。

permission - このアクセス権が指定されたドメインに付与されているかどうかのチェック。

戻り値:

このアクセス権が指定されたドメインに付与されている場合は、boolean 値 true。

engineRefresh

protected void engineRefresh()

ポリシー構成をリフレッシュまたは再読み込みします。このメソッドの動作は実装に依存します。たとえば、ファイルの形式のポリシーに対して refresh を呼び出すと、ファイルが再読み込みされます。

このメソッドのデフォルト実装では何の処理も行われません。ポリシー実装によってリフレッシュ操作がサポートされている場合、このメソッドはオーバーライドされます。

engineGetPermissions

protected PermissionCollection engineGetPermissions(CodeSource codesource)

指定された CodeSource に付与されたアクセス権のセットを含む PermissionCollection オブジェクトを返します。

このメソッドのデフォルト実装は、Policy.UNSUPPORTED_EMPTY_COLLECTION オブジェクトを返します。ポリシー実装が CodeSource に付与されたアクセス権のセットを返すことができる場合、このメソッドはオーバーライドできます。

パラメータ:

codesource - 返される PermissionCollection が付与されている CodeSource。

戻り値:

指定された CodeSource に付与されたアクセス権のセット。この操作がサポートされている場合、返されるアクセス権のセットは新しい可変インスタンスであり、かつ複数の種類の Permission 型をサポートしている必要がある。この操作がサポートされていない場合、Policy.UNSUPPORTED_EMPTY_COLLECTION が返される。

engineGetPermissions

protected PermissionCollection engineGetPermissions(ProtectionDomain domain)

指定された ProtectionDomain に付与されたアクセス権のセットを含む PermissionCollection オブジェクトを返します。

このメソッドのデフォルト実装は、Policy.UNSUPPORTED_EMPTY_COLLECTION オブジェクトを返します。ポリシー実装が ProtectionDomain に付与されたアクセス権のセットを返すことができる場合、このメソッドはオーバーライドできます。

パラメータ:

domain - 返される PermissionCollection が付与されている ProtectionDomain。

戻り値:

指定された ProtectionDomain に付与されたアクセス権のセット。この操作がサポートされている場合、返されるアクセス権のセットは新しい可変インスタンスであり、かつ複数の種類の Permission 型をサポートしている必要がある。この操作がサポートされていない場合、Policy.UNSUPPORTED_EMPTY_COLLECTION が返される。