javax.naming.spi

インタフェース Resolver

public interface Resolver

名前解決の「中間コンテキスト」を表すインタフェースです。

Resolver インタフェースは、Context のサブタイプをサポートしないけれども解決目的の中間コンテキストとして動作できるコンテキストが実装するメソッドを格納します。

メソッドに渡される Name パラメータは呼び出し側が所有します。サービスプロバイダはオブジェクトを変更せず、そのオブジェクトに対する参照も保持しません。メソッドが返す ResolveResult オブジェクトは呼び出し側が所有します。呼び出し側はその後このオブジェクトを変更できますが、サービスプロバイダは変更できません。

導入されたバージョン:

1.3

メソッドのサマリー

メソッド

修飾子と型	メソッドと説明
ResolveResult	resolveToClass(Name name, Class<? extends Context> contextType) 名前を部分的に解決します。
ResolveResult	resolveToClass(String name, Class<? extends Context> contextType) 名前を部分的に解決します。

メソッドの詳細

resolveToClass

ResolveResult resolveToClass(Name name,
                           Class<? extends Context> contextType)
                             throws NamingException

名前を部分的に解決します。Context の指定されたサブタイプのインスタンスであるコンテキストが最初に現れた時点で停止します。

パラメータ:

name - 解決する名前

contextType - 解決するオブジェクトの型。Context のサブタイプであること。

戻り値:

name の未解決の接尾辞とともに検出されたオブジェクト。null は不可。

例外:

NotContextException - 該当する型のコンテキストが検出されなかった場合

NamingException - ネーミング例外が検出された場合

関連項目:

resolveToClass(String, Class)

resolveToClass

ResolveResult resolveToClass(String name,
                           Class<? extends Context> contextType)
                             throws NamingException

名前を部分的に解決します。詳細は、resolveToClass(Name, Class) を参照してください。

パラメータ:

name - 解決する名前

contextType - 解決するオブジェクトの型。Context のサブタイプであること。

戻り値:

name の未解決の接尾辞とともに検出されたオブジェクト。null は不可。

例外:

NotContextException - 該当する型のコンテキストが検出されなかった場合

NamingException - ネーミング例外が検出された場合