Java日付時間パッケージ
JDK 8で導入された日付時間APIは、日付と時間に関するもっとも重要な側面をモデル化したパッケージの集まりです。java.timeパッケージのコア・クラスは、ISO-8601に定義されている暦体系(グレゴリオ暦に基づく)をデフォルトのカレンダとして使用します。他のISO以外の暦体系はjava.time.chronoパッケージを使用して表現でき、ヒジュラ暦やタイ仏暦などの事前に定義された暦がいくつか提供されています。
APIの仕様
- java.time - 日付、時間、日付と時間の組合せ、タイムゾーン、インスタント、デュレーションおよびクロックのクラス。
- java.time.chrono - ISO-8601以外の暦体系を表現するためのAPI事前に定義された暦がいくつか提供されています。また、ユーザーが独自の暦を定義することもできます。
- java.time.format - 日付と時間の書式指定と構文解析のためのクラス。
- java.time.temporal - 主にフレームワークとライブラリの作成者向けの拡張API。日付と時間のクラス間の相互運用、問合せおよび調整を可能にします。フィールドと単位はこのパッケージで定義されます。
- java.time.zone - タイムゾーン、タイムゾーンからのオフセット、およびタイムゾーン・ルールをサポートするクラス。
- JSR 310: 日付と時間API
チュートリアルおよびプログラマーズ・ガイド
- Javaチュートリアルの日付時間APIに関するコースには、日付と時間の値を操作するコードの記述方法が示されています。