Java Platform, Standard Editionデプロイメント・ガイド
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9 Javaパッケージャ・ツール

JDK 8u451では、JavaFXはJava SE 8の一部として含まれなくなりました。 その結果、javapackagerツールが削除されました。 詳細は、https://www.oracle.com/javase/javafxを参照してください。

Javaパッケージャ・ツールを使用して、コマンド行からJavaおよびJavaFXアプリケーションのコンパイル、パッケージ化、署名およびデプロイを行うことができます。 これは、Antタスクや、IDEでのアプリケーションのビルドのかわりに使用できます。


ノート:

Javaパッケージャ・ツールはSolarisプラットフォームでは使用できません。

Windows用のツール・ガイドまたはSolaris、LinuxまたはOS X用のツール・ガイドで、Javaパッケージャ・ツールの参照情報にアクセスできます。 JDKインストールでツールへのパスに環境変数を設定した場合、情報としてコマンド行にjavapackagerを入力することもできます。


ヒント:

Windowsインストールの場合、javapackagerコマンドへのパスをPATH環境変数に追加します。 javapackager.jarファイルは、JDKインストールのbinディレクトリにあります。

表9-1で説明されているように、javapackagerコマンドにはいくつかのコンポーネント・タスク・コマンドがあります。 WindowsまたはSolaris、LinuxまたはOS X用のjavapackagerリファレンス・ドキュメントで説明されているように、コマンド行オプションは、使用しているタスク・コマンドに応じて異なります。

表9-1 Javaパッケージャ・ツールのタスク・コマンド

タスク・コマンド 説明

javapackager -createbss

CSSファイルをバイナリ形式に変換します。

javapackager -createjar

オプションとして指定された他のパラメータに従って、JARファイルを生成します。

javapackager -deploy

再配布用のアプリケーション・パッケージを構築します。 デフォルトでは、デプロイ・タスクはベース・アプリケーション・パッケージを生成します。 要求された場合、自己完結型アプリケーション・パッケージを生成することもできます。

javapackager -makeall

簡単なオプションを追加して、ソース・コードをコンパイルし、-createjarコマンドと-deployコマンドを結合します。

javapackager -signJar

JARファイルにデジタル署名し、証明書を添付します。


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