このページでは、Server JREのOracle Solarisシステム要件、およびインストール手順について説明します。
このページには次のトピックがあります。
インストールに関する一般情報は、「JDK 8およびJRE 8のインストール概要」を参照してください。
インストーラに関連するJDK 8への拡張機能についての情報は、「JDK 8のインストーラの拡張機能」を参照してください。
このバージョンのServer JREは、Oracle Solaris 10 Update 9以降のOS、Oracle Solaris 11 Express OS、およびOracle Solaris 11 OSでサポートされています。 サポートされているプロセッサおよびブラウザについては、http://www.oracle.com/technetwork/java/javase/certconfig-2095354.htmlを参照してください。
次の表は、Oracle SolarisプラットフォームでのServer JRE 8リリースのダウンロードで使用可能なオプションを示しています。
| ダウンロード・ファイル | アーキテクチャ | インストールを実行できるユーザー |
|---|---|---|
server-jre-8uversion-solaris-sparcv9.tar.gz |
64ビットSPARC | すべてのユーザー |
server-jre-8uversion-solaris-x64.tar.gz |
64ビットx64、EM64T | すべてのユーザー |
表記versionを含む手順に対しては、かわりに適切なServer JRE更新バージョン番号を使用します。 たとえば、Server JRE 8更新リリース21をインストールしている場合、バンドルの名前を表す次の文字列は、
server-jre-8uversion-solaris-sparcv9.tar.gz
次のようになります。
server-jre-8u21-solaris-sparcv9.tar.gz
前述の例のように、バージョン番号の前にuという文字が付く場合(8u21など)や、アンダーバーが付く場合(jre1.8.0_21など)があります。
書込み可能な任意の場所にJREアーカイブ・バイナリをインストールできます。 このインストールでは、Oracle Solaris OSによって提供されるシステム・バージョンのJavaプラットフォームは置換されません。
次のステップに従って、Server JREをインストールします。
ファイルをダウンロードします。
ファイルをダウンロードする前に、ライセンス契約に同意する必要があります。 アーカイブ・バイナリは、(rootユーザーだけでなく)誰もが、書込み可能な任意の場所にインストールできます。
.tar.gzアーカイブ・ファイル(tarボールとも呼ばれる)は、1ステップで同時に解凍し展開できるファイルです。
Server JREをインストールする場所にディレクトリを変更し、.tar.gzアーカイブ・バイナリを現在のディレクトリに移動します。
tarボールを解凍し、Server JREをインストールします。
SPARCプロセッサの場合:
% gzip -dc server-jre-8uversion-solaris-sparcv9.tar.gz | tar xf -
x64/EM64Tプロセッサの場合:
% gzip -dc server-jre-8uversion-solaris-x64.tar.gz | tar xf -
Server JREは、現在のディレクトリのjdk1.8.0_versionと呼ばれるディレクトリにインストールされます。
ディスク領域を節約する場合は、.tar.gzファイルを削除します。