Java Platform, Standard Editionインストレーション・ガイド
目次      

6 LinuxプラットフォームのJDKのインストール

このページでは、LinuxのJDKのシステム要件、およびJDKとLinuxの複数の組合せのインストール手順について説明します。

このページは次のトピックで構成されています。

JDK 8およびJRE 8のインストールに関する一般情報は、「JDK 8およびJRE 8のインストール概要」を参照してください。

インストーラに関連するJDK 8への拡張機能についての情報は、「JDK 8のインストーラの拡張機能」を参照してください。

システム要件

サポートされているプラットフォーム、オペレーティング・システムおよびブラウザに関する情報は、http://www.oracle.com/technetwork/java/javase/certconfig-2095354.htmlを参照してください。

64ビット・システムでは、64ビットまたは32ビット・バージョンのJavaプラットフォームをダウンロードできます。ただし、32ビット・ブラウザを使用していて、プラグインを使用する場合は、32ビット・バージョンのJavaプラットフォームをインストールする必要があります。実行中のFirefoxのバージョンを確認するには、アプリケーションを起動し、メニュー項目「ヘルプ」 -> 「Mozilla Firefoxについて」を選択します。ウィンドウの下部はバージョン文字列行で、「Linux i686」(32ビット)または「Linux x86_64」(64ビット)のいずれかが表示されます。Javaプラグインを設定するには、「LinuxのJavaプラグインの手動インストールおよび登録」を参照してください。

JDK 8のインストール手順

このトピックでは、次の内容について説明します。

インストール手順の表記およびファイル

表記versionを含む手順に対しては、かわりに適切なJDK更新バージョン番号を使用します。たとえば、JDK 8更新リリース2をインストールしている場合、バンドルの名前を表す次の文字列は、

jdk-8uversion-linux-i586.tar.gz

次のようになります。

jdk-8u2-linux-i586.tar.gz

前述の例のように、バージョン番号の前にuという文字が付く場合(8u2など)や、アンダーバーが付く場合(jdk1.8.0_02など)があります。

次の表は、LinuxプラットフォームでのJDK 8リリースのダウンロードのオプションおよび手順を示しています。

ダウンロード・ファイルおよび手順 アーキテクチャ インストールを実行できるユーザー
jdk-8uversion-linux-x64.tar.gz
「Linuxプラットフォームでの64ビットJDKのインストール」
64ビット すべてのユーザー
jdk-8uversion-linux-i586.tar.gz
「Linuxプラットフォームでの32ビットJDKのインストール」
32ビット すべてのユーザー
jdk-8uversion-linux-x64.rpm
「RPMベースのLinuxプラットフォームでの64ビットJDKのインストール」
64ビットのRPMベースのLinux root
jdk-8uversion-linux-i586.rpm
「RPMベースのLinuxプラットフォームでの32ビットJDKのインストール」
32ビットのRPMベースのLinux root

次のいずれかを使用してインストールを実行できます。

  • アーカイブ・バイナリ(.tar.gz)を使用したOracle Linux JDKのインストールでは、他のJDKインストールに影響を与えることなく、現在のユーザーのJDKのプライベート・バージョンを任意の場所にインストールできます。ただし、一部の機能が動作するためには手動のステップを伴う場合があります(たとえば、指定されたクラスの実行に使用するリリースを指定できるjavaコマンドの-version:releaseオプションには、/usr/jdkの下にJDKリリースへの正しいパスが必要になります)。

  • RPMパッケージを使用したOracle Linux JDKのインストールでは、すべてのユーザーのJDKのシステム全体のインストールを実行でき、ルート・アクセス権が必要になります。RPMベースのLinuxプラットフォームは、Red HatおよびSuSEに基づいています。


注意:

Java Development Kit (JDK)をダウンロードおよびインストールすると、関連するJava Runtime Environment (JRE)もインストールされます。

JDK 7u6以降のリリースには、JavaFX SDK (バージョン2.2以降)が含まれています。JavaFX SDKおよびランタイムがインストールされ、標準のJDKディレクトリ構造に統合されます。

JavaFXの使用方法の詳細は、http://docs.oracle.com/javase/8/javase-clienttechnologies.htmを参照してください。

Linuxプラットフォームでの64ビットJDKのインストール

この手順では、アーカイブ・バイナリ・ファイル(.tar.gz)を使用して、64ビットLinuxのJava Development Kit (JDK)をインストールします。

次の手順では、次のファイルを使用します。

jdk-8uversion-linux-x64.tar.gz
  1. ファイルをダウンロードします。

    ファイルをダウンロードする前に、ライセンス契約に同意する必要があります。アーカイブ・バイナリは、(rootユーザーだけでなく)誰もが、書込み可能な任意の場所にインストールできます。ただし、システムの場所にJDKをインストールできるのはrootユーザーのみです。

  2. JDKをインストールする場所にディレクトリを変更し、.tar.gzアーカイブ・バイナリを現在のディレクトリに移動します。

  3. tarボールを解凍し、JDKをインストールします。

    % tar zxvf jdk-8uversion-linux-x64.tar.gz
    

    Java Development Kitファイルは、現在のディレクトリのjdk1.8.0_versionと呼ばれるディレクトリにインストールされます。

  4. ディスク領域を節約する場合は、.tar.gzファイルを削除します。

RPMベースのLinuxプラットフォームでの64ビットJDKのインストール

この手順では、システムの場所にあるRPMバイナリ・ファイル(.rpm)を使用して、Red HatやSuSEなどの64ビットRPMベースのLinuxプラットフォームのJava Development Kit (JDK)をインストールします。このインストールを実行できるのはrootのみです。

次の手順では、次のファイルを使用します。

jdk-8uversion-linux-x64.rpm
  1. ファイルをダウンロードします。

    ファイルをダウンロードする前に、ライセンス契約に同意する必要があります。

  2. suを実行し、スーパーユーザーのパスワードを入力して、rootになります。

  3. JDKパッケージの以前のインストールをアンインストールします。

    # rpm -e package_name
    
  4. パッケージをインストールします。

    # rpm -ivh jdk-8uversion-linux-x64.rpm
    

    パッケージをアップグレードするには、次を実行します。

    # rpm -Uvh jdk-8uversion-linux-x64.rpm
    
  5. ディスク領域を節約する場合は、.rpmファイルを削除します。

  6. rootシェルを終了します。再起動の必要はありません。

バージョン8u40以降、JDKインストールは代替フレームワークに統合されたため、インストール後、代替フレームワークは更新されて、最近インストールしたJDKのバイナリが反映されます。javajavacjavadocjavapなどのJavaコマンドをコマンドラインから呼び出すことができます。

java -versionコマンドを使用して、デフォルトの(最近インストールされた)JDKバージョンを確認できます。

さらに、Javaファイルを提供する特定のRPMパッケージを確認することもできます。

rpm -q --whatprovides java

Linuxプラットフォームでの32ビットJDKのインストール

この手順では、アーカイブ・バイナリ・ファイル(.tar.gz)を使用して、32ビットLinuxのJava Development Kit (JDK)をインストールします。

次の手順では、次のファイルを使用します。

jdk-8uversion-linux-i586.tar.gz
  1. ファイルをダウンロードします。

    ファイルをダウンロードする前に、ライセンス契約に同意する必要があります。アーカイブ・バイナリは、(rootユーザーだけでなく)誰もが、書込み可能な任意の場所にインストールできます。ただし、システムの場所にJDKをインストールできるのはrootユーザーのみです。

  2. JDKをインストールする場所にディレクトリを変更し、.tar.gzアーカイブ・バイナリを現在のディレクトリに移動します。

  3. tarボールを解凍し、JDKをインストールします。

    % tar zxvf jdk-8uversion-linux-i586.tar.gz
    

    Java Development Kitファイルは、現在のディレクトリのjdk1.8.0_versionと呼ばれるディレクトリにインストールされます。

  4. ディスク領域を節約する場合は、.tar.gzファイルを削除します。

RPMベースのLinuxプラットフォームでの32ビットJDKのインストール

この手順では、システムの場所にあるRPMバイナリ・ファイル(.rpm)を使用して、Red HatやSuSEなどの32ビットRPMベースのLinuxプラットフォームのJava Development Kit (JDK)をインストールします。このインストールを実行できるのはrootのみです。

次の手順では、次のファイルを使用します。

jdk-8uversion-linux-i586.rpm
  1. ファイルをダウンロードします。

    ファイルをダウンロードする前に、ライセンス契約に同意する必要があります。

  2. suを実行し、スーパーユーザーのパスワードを入力して、rootになります。

  3. 3. JDKパッケージの以前のインストールをアンインストールします。

    # rpm -e package_name
    
  4. パッケージをインストールします。

    # rpm -ivh jdk-8uversion-linux-i586.rpm
    

    パッケージをアップグレードするには、次を実行します。

    # rpm -Uvh jdk-8uversion-linux-i586.rpm
    
  5. rootシェルを終了します。再起動の必要はありません。

  6. 5. ディスク領域を節約する場合は、.rpmファイルを削除します。

バージョン8u40以降、JDKインストールは代替フレームワークに統合されたため、インストール後、代替フレームワークは更新されて、最近インストールしたJDKのバイナリが反映されます。javajavacjavadocjavapなどのJavaコマンドをコマンドラインから呼び出すことができます。

java -versionコマンドを使用して、デフォルトの(最近インストールされた)JDKバージョンを確認できます。

さらに、Javaファイルを提供する特定のRPMパッケージを確認することもできます。

rpm -q --whatprovides java

一般的なインストールの注意

このトピックでは、一般的なインストールのトピックについて説明します。

ルート・アクセス権

ソフトウェアをインストールすると、jdk1.8.0_versionと呼ばれるディレクトリが自動的に作成されます。Java SE Runtime Environmentをシステム全体に関係する場所(/usr/jdkなど)にインストールする場合、最初にrootとなって必要な権限を取得する必要があります。ルート・アクセス権がない場合、ホーム・ディレクトリまたは書込み権限のあるサブディレクトリに、Java SE Runtime Environmentを単にインストールします。

ファイルの上書き

jdk1.8.0_versionという名前のサブディレクトリを含むディレクトリにソフトウェアをインストールした場合、新しいソフトウェアによって、そのjdk1.8.0_versionディレクトリにある同じ名前のファイルが上書きされます。古いディレクトリに保持しておきたいファイルがある場合は、注意して古いディレクトリの名前を変更してください。

システム・プリファレンス

デフォルトでは、インストール・スクリプトは、システム・プリファレンスのバッキング・ストアがJDKのインストール・ディレクトリ内に作成されるように、システムを構成します。JDKをネットワーク・マウントされたドライブにインストールした場合、他のマシン上のJava Runtime Environmentと共有するために、JDKおよびシステム・プリファレンスをエクスポートできます。

Javaプラットフォームでのプリファレンスの詳細は、http://docs.oracle.com/javase/8/docs/technotes/guides/preferences/index.htmlを参照してください。

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