Java Platform, Standard Editionインストレーション・ガイド
目次      

17 Windows JREインストーラのオプション

このページでは、Windows Java Runtime Environmentのインストール、構成およびログ・ファイルの作成のオプションについて説明します。

このページのトピックは次のとおりです。

JDK 8およびJRE 8のインストールに関する一般情報は、「JDK 8およびJRE 8のインストール概要」を参照してください。

はじめに

このページでは、Windows 32ビット・プラットフォームでのJava SE Runtime Environment (JRE)のインストールのオプションについて説明します。 対象者は次のとおりです。

  • ユーザーの操作なしにイントラネット内の複数のPCにJava Plug-inおよびJava Web Startテクノロジを含むJREをデプロイするシステム管理者。

  • JREを必要とする製品を持つベンダー。 JREは、サイレント(コマンド行から非対話的)に製品にインストールできます。

JREインストーラは、Microsoft Windowsインストーラ(MSI) 2.0テクノロジを使用して構築されています。 MSIには、サイレント・インストールの組込みサポートが含まれています。 このトピックでは、MSIを実行する.exeファイルを使用してJREを手動でインストールする方法について説明します。

コマンド行のインストール

この項では、JRE Windowsオフライン・インストーラのコマンド行オプションについて説明します。 インストーラを次のように実行します。

jre [INSTALLCFG=configuration_file_path] [options]
  • jreはJRE Windowsオフライン・インストーラのベース・ファイル名(jre-8u05-windows-i586.exeなど)を表します。

  • INSTALLCFG=configuration_file_pathは、インストーラ構成ファイルのパスを指定します。 詳細は、「構成ファイルを使用したインストール」を参照してください。

  • optionsは、空白で区切られた、指定された値を含むオプションです。 表20-1「構成ファイルのオプション」に示されているものと同じオプションを使用します。 また、JRE Windowsオフライン・インストーラのオプション/sを使用してサイレント・インストールを実行できます。

ログ・ファイルの作成

ログ・ファイルを使用して、インストールが成功したことを確認します。 インストールを記述するログ・ファイルを作成するには、インストール・コマンドに/L C:\pathsetup.logを追加し、ログ・ファイルの末尾までスクロールして確認します。

ログ・ファイルの作成の例を次に示します。

jre-8-windows-i586.exe /s /L C:\pathsetup.log

この例では、ログはpathsetup.logファイルに書き込まれます。

目次      

Copyright © 1993, 2025, Oracle and/or its affiliates. All rights reserved.