Java Platform, Standard Editionインストレーション・ガイド
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20 構成ファイルを使用したインストール

このページでは、JDKのコマンド行インストール・オプションを補足する構成ファイルについて説明します。Windows、OS XおよびLinuxのコマンド行インストーラでは構成ファイルをサポートしていますが、すべてのオペレーティング・システムがすべての構成ファイル・オプションをサポートしているわけではありません。

インストーラ構成ファイルは、インストーラのコマンド行で指定されたオプションの代替となったり、オプションを拡張したりします。構成ファイルを使用して、インストールを標準化することができ、コマンド行で使用できないオプションを指定できます。

このページには次の項があります。

構成ファイルの使用

WindowsでJREをインストールする場合、次のようにINSTALLCFGコマンド行オプションを使用して、構成ファイルを指定します。

jre INSTALLCFG=configuration_file_path

  • jreは、インストーラのベース・ファイル名(たとえばjre-8u05-windows-i586.exe)です。

  • configuration_file_pathは、構成ファイルへのパスです。

Solaris、LinuxまたはOS XでJREをインストールする場合、/etc/java/config/jre-install.propertiesという名前の構成ファイルを作成します。JREインストーラを起動すると、この特定のパスと名前の構成ファイルを探します。

構成ファイルのオプション

次の表に、各オペレーティング・システムに適用されるインストーラの構成ファイル・オプションをリストします。


注意:

1のかわりに値Enableを、0のかわりに値Disableを使用できます。

JRE Windowsオフライン・インストーラを実行する場合、コマンド行で同じオプションを使用できます。「コマンド行のインストール」を参照してください。


表20-1 構成ファイルのオプション

オプション オペレーティング・システム 説明 JREオフライン・インストーラ 実行時構成ファイルに保存

INSTALL_SILENT=

Windows

EnableDisable

サイレント(非対話型)インストール。

デフォルト: Disable

はい

はい

INSTALLDIR=

Windows

path

ファイルのインストール先のフォルダ/ディレクトリ。

デフォルト: オペレーティング・システムのデフォルト・パス

Windowsの場合、これはファミリの最初のインストール時のみ機能します。LinuxおよびSolarisでは、この目的にはオペレーティング・システム・ツールを使用するため、インストール・ディレクトリの再配置はオペレーティング・システム・ツールによって処理されます。(例: rpm --prefix=path)]

はい

いいえ

STATIC=

Windows

EnableDisable

静的なインストールを実行します(「静的なインストール」を参照してください)。

デフォルト: Disable

はい

いいえ

AUTO_UPDATE=

Windows

OS X

EnableDisable

自動更新機能を有効にします。

デフォルト: Enable

はい

はい

WEB_JAVA=

Windows

OS X

Linux

EnableDisable

ダウンロード済のJavaアプリケーションがWebブラウザまたはJava Web Startでの実行を許可される/されないように、インストールを構成します。

デフォルト: Enable

はい

いいえ

WEB_JAVA_SECURITY_LEVEL=

Windows

OS X

Linux

H (高), VH (非常に高)

ブラウザまたはJava Web Startで実行中のJavaアプリケーションのインストールのセキュリティ・レベルを構成します。

デフォルト: H

はい

いいえ

WEB_ANALYTICS=

Windows

EnableDisable

インストーラによるインストール関連の統計のOracleサーバーへの送信を許可または禁止します。

デフォルト: Enable

はい

はい

EULA=

Windows

EnableDisable

JavaアプレットまたはJava Web Startアプリケーションを起動する場合、ユーザーは、エンド・ユーザー・ライセンス契約(EULA)に同意するよう求められます。

デフォルト: Disable

はい

はい

REBOOT=

Windows

EnableDisable

無効にすると、インストーラはJREのインストール後にコンピュータを再起動するようユーザーに求めません。しかし、ほとんどの場合、インストーラはJREのインストール後にコンピュータを再起動する必要はありません。

デフォルト: Enable

はい

いいえ

NOSTARTMENU=

Windows

EnableDisable

インストーラがJavaの起動項目を設定せずにJREをインストールすることを指定します。

デフォルト: Disable

はい

いいえ

SPONSORS=

Windows (32ビット)

EnableDisable

サード・パーティのスポンサのオファーなしでJavaをインストールします。

デフォルト: Enable

いいえ

いいえ

REMOVEOUTOFDATEJRES=

Windows

01

注意: オンラインおよびオフラインのインストーラ(.exeおよびラッパー)のみに適用されます。JREのインストール時に既存の古いJREをアンインストールするようにします。

REMOVEOUTOFDATEJRES=0を使用すると、すべての古いJavaバージョンがシステムに残ります。REMOVEOUTOFDATEJRES=1を使用すると、すべての古いJavaバージョンがシステムから削除されます。

たとえば、jre1.8.0_60.exe /s REMOVEOUTOFDATEJRES=1を実行すると、セキュリティ・ベースラインを下回っているすべてのJREが削除されます。セキュリティ・ベースラインを上回っているJREはアンインストールされません。

はい

いいえ


サンプル構成ファイル

次に、Windowsでの構成ファイルのサンプルを示します。次のことを指定します。

  • サイレント・インストールを実行する。

  • JREをディレクトリC:\java\jreにインストールする。

  • ブラウザで実行中の署名なしのJavaアプリケーションのセキュリティ・レベルを「非常に高」に設定する。

例20-1 Windowsのサンプル構成ファイル

INSTALL_SILENT=Enable
INSTALLDIR=C:\java\jre
WEB_JAVA_SECURITY_LEVEL=VH

システム・ランタイム構成ファイル

構成ファイルを使用してJREをインストールすると、インストーラは、オペレーティング・システムに応じて、コンピュータ内の次のいずれかの場所にファイルを(インストール時に使用されたオプションのサブセットとともに)保存します。

  • Windows: %ALLUSERSPROFILE%\Oracle\Java\java.settings.cfg

    環境変数%ALLUSERSPROFILE%の値は、通常C:\ProgramDataです。

  • SolarisおよびLinux: /etc/Oracle/Java/java.settings.cfg

  • OS X: /Library/Application/Support/Oracle/Java/java.settings.cfg

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