このログ・ファイルが作成される場所を指定するには、-XX:ErrorFile=
fileという製品フラグ(fileはそのログ・ファイルの場所を表すフル・パス)を使用します。file
変数内の%%という部分文字列は%
に変換され、%p
という部分文字列はプロセスのPIDに変換されます。
次の例では、エラー・ログ・ファイルが/var/log/javaディレクトリに書き込まれ、java_errorpid.logという名前が付けられます。
java -XX:ErrorFile=/var/log/java/java_error%p.log
-XX:ErrorFile=file
フラグを指定しない場合、デフォルトのログ・ファイル名はhs_err_pid.log(pidはプロセスのPID)になります。
また、-XX:ErrorFile=file
フラグを指定しない場合、システムはそのファイルをプロセスの作業ディレクトリに作成しようとします。作業ディレクトリにファイルを作成できない場合(領域不足、アクセス権の問題、またはその他の問題がある場合)は、オペレーティング・システムの一時ディレクトリにファイルが作成されます。Oracle SolarisおよびLinuxオペレーティング・システムの一時ディレクトリは/tmpです。Windowsの場合、一時ディレクトリはTMP
環境変数の値によって指定されます。その環境変数が定義されていない場合は、TEMP
環境変数の値が使用されます。