Java Platform, Standard Editionトラブルシューティング・ガイド
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1.3 関連データの収集

アプリケーションで問題が発生した場合、問題の詳細をデバッグするには、特に再起動により前のファイルが削除される場合は、システムを再起動する前に関連データを収集してください。

収集する重要なファイルは次のとおりです。

  • クラッシュの問題に関するコア・ファイル。

  • Javaのクラッシュの場合に出力されるhs_errテキスト・ファイル。

  • ログ・ファイル: Javaおよびアプリケーションのログ。

  • -XX:+HeapDumpOnOutOfMemoryErrorのJavaヒープ・ダンプ。

  • Javaフライト記録(有効な場合) - 問題によってアプリケーションが終了しなかった場合は、連続記録をダンプします。

アプリケーションが応答しない場合は、次のファイルを収集します。

  • スタック・トレース: システムを再起動する前に、jcmd <pid> Thread.printを使用して複数のスタック・トレースを取ります。

  • フライト記録をダンプします(有効な場合)。

  • コア・ダンプの強制: アプリケーションを正常に閉じることができない場合は、LinuxまたはSolarisシステムで、アプリケーションを停止し、kill -6 <pid>を使用してコア・ファイルを強制します。

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