表2-1に、NMTで使用されるネイティブ・メモリー・カテゴリを示します。これらのカテゴリは、リリースにより変更される可能性があります。
表2-1 ネイティブ・メモリー・トラッキングのメモリー・カテゴリ
カテゴリ | 説明 |
---|---|
Javaヒープ |
オブジェクトが存在するヒープ |
クラス |
クラス・メタデータ |
コード |
生成されたコード |
GC |
カード表など、GCにより使用されるデータ |
コンパイラ |
コードを生成するときにコンパイラによって使用されるメモリー |
記号 |
記号 |
メモリー・トラッキング |
NMT自体によって使用されるメモリー |
空きチャンク・プール |
アリーナのチャンク・プール内のチャンクによって使用されるメモリー |
クラスの共有領域 |
クラス・データ共有アーカイブにマップされるメモリー |
スレッド |
スレッド・データ構造、リソース領域、ハンドル領域などを含む、スレッドによって使用されるメモリー。 |
スレッド・スタック |
スレッド・スタック。コミットされたメモリーとしてマークされますが、OSによって完全にコミットされない場合があります |
内部 |
コマンドライン・パーサー、JVMTI、プロパティおよびその他によって使用されるメモリーなど、前述のカテゴリに該当しないメモリー。 |
不明 |
メモリーのカテゴリを決定できない場合。 アリーナ: スタックまたは値オブジェクトとしてアリーナが使用されている場合 仮想メモリー: タイプ情報がまだ到着していない場合 |