java.lang.management
パッケージは、JVMやオペレーティング・システムをモニターおよび管理するための管理インタフェースを提供します。 具体的には、次の各システムのインタフェースがカバーされています。
クラスのロード
コンパイル
ガベージ・コレクション
メモリー・マネージャ
ランタイム
スレッド
JDKには、java.lang.management
パッケージの使用方法を示すコード例が含まれています。 これらの例は$JAVA_HOME/demo/managemen
ディレクトリにあります。 これらの例のコードを次に示します。
MemoryMonitor
は、java.lang.management
APIを使ってアプリケーションで消費されるすべてのメモリー・プールのメモリー使用量をモニターする方法を示します。
FullThreadDump
は、java.lang.management
APIを使って完全なスレッド・ダンプを取得し、プログラムでデッドロックを検出する方法を示します。
VerboseGC
は、java.lang.management
APIを使ってアプリケーションのガベージ・コレクション統計やメモリー使用量を出力する方法を示します。
JDKリリースにはjava.lang.management
パッケージのほかに、プラットフォーム拡張がcom.sun.management
パッケージとして含まれています。 プラットフォーム拡張には、コレクションをサイクルで実行するガベージ・コレクタから詳細統計を取得するための管理インタフェースが含まれています。 これらの拡張には、オペレーティング・システムから追加のメモリー統計を取得するための管理インタフェースも含まれています。
プラットフォームの拡張機能の詳細は、Java SEのモニタリングと管理のドキュメントを参照してください。