Java Platform, Standard Editionツール・リファレンス
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3 JDKおよびJREのファイル構造

この章では、JDKのディレクトリと、それらのディレクトリに含まれているファイルを紹介します。JREのファイル構造はJDKのjreディレクトリの構造と同一です。

この章では次のトピックについて説明します。

デモとサンプル

Javaプラットフォーム用のプログラミングの方法を示すデモおよびサンプルは、個別のダウンロードとして「Java SE Downloads」ページで入手可能です。
http://www.oracle.com/technetwork/java/javase/downloads/index.html

これらは、.tar.zに圧縮されたパッケージと.tar.gzに圧縮されたバイナリとして個別に入手できます。Oracle Solarisのその他の64ビット・バンドルと同じように、Oracle Solaris上の64ビット・デモおよびサンプル・バンドルでは、32ビット・デモおよびサンプル・バンドルもインストールされている必要があります。

開発用ファイルとディレクトリ

ここでは、Javaプラットフォーム用のアプリケーション開発に必要な、もっとも重要なファイルとディレクトリについて説明します。必要ないディレクトリには、Javaソース・コードおよびCヘッダー・ファイルが含まれている場合があります。「その他のファイルとディレクトリ」を参照してください。

jdk1.8.0
     bin
          java*
          javac*
          javap*
          javah*
          javadoc*
     lib
          tools.jar
          dt.jar
     jre
          bin
               java*
          lib
               applet
               ext
                    jfxrt.jar
                    localdata.jar
               fonts
               security
               sparc
                    server
                    client
               rt.jar
               charsets.jar

JDKソフトウェアは/jdk1.8.0にインストールされているものとし、いくつかの重要なディレクトリについて説明します。

/jdk1.8.0

JDKソフトウェアがインストールされるルート・ディレクトリです。著作権、ライセンス、READMEのファイルが入っています。また、Javaプラットフォームのソース・コードのアーカイブである src.zipも入っています。

/jdk1.8.0/bin

JDKに含まれるすべての開発ツールの実行ファイル用ディレクトリです。PATH環境変数には、このディレクトリのエントリを含めるべきです。

/jdk1.8.0/lib

開発ツールによって使用されるファイル用のディレクトリです。JDKのツールとユーティリティをサポートするためにコア以外のクラスが含まれる、 tools.jarが含まれます。また、BeanInfoファイル(対話型開発環境(IDE)に対して、Javaコンポーネントを表示する方法や、開発者がそれらをアプリケーションに合わせてカスタマイズする方法を通知する)のDesignTimeアーカイブdt.jarも入っています。

/jdk1.8.0/jre

JDK開発ツールで使用されるJava Runtime Environment (JRE)のルート・ディレクトリです。Runtime EnvironmentはJavaプラットフォームの実装です。これは、java.homeシステム・プロパティから参照されるディレクトリです。

/jdk1.8.0/jre/bin

Javaプラットフォームが使用するツールとライブラリ用の、実行ファイルのディレクトリです。実行ファイルは/jdk1.8.0/bin内のファイルと同じです。javaランチャは、アプリケーションランチャとして機能します(JDKのリリース1.1に付属していた以前のjreコマンドに置き換えられます)。このディレクトリは、PATH環境変数に含める必要がありません。

/jdk1.8.0/jre/lib

JREで使用されるコード・ライブラリ、プロパティ設定およびリソース・ファイルのディレクトリです。たとえば、rt.jarには、ブートストラップ・クラス(JavaプラットフォームのコアAPIを構成するランタイム・クラス)が含まれ、charsets.jarには、文字変換クラスが含まれています。extサブディレクトリの他にも、ここでは説明しない追加のリソース・サブディレクトリがいくつかあります。

/jdk1.8.0/jre/lib/ext

Javaプラットフォームに対する拡張機能のデフォルトのインストール先ディレクトリです。たとえば、JavaHelpのJARファイルをインストールすると、このディレクトリに置かれます。このディレクトリには、JavaFXランタイム・ライブラリを含むjfxrt.jarファイルと、java.textおよびjava.utilパッケージのロケール・データを含むlocaledata.jarファイルが含まれています。「The Extension Mechanism」を参照してください。
http://docs.oracle.com/javase/jp/8/technotes/guides/extensions/index.html

/jdk1.8.0/jre/lib/security

セキュリティ管理に使用されるファイルが入っています。これらには、セキュリティ・ポリシーjava.policyやセキュリティ・プロパティjava.securityのファイルが含まれます。

/jdk1.8.0/jre/lib/sparc

Oracle SolarisのJavaプラットフォーム・リリースで使用される.so (共有オブジェクト)ファイルが含まれています。

/jdk1.8.0/jre/lib/sparc/client

Java HotSpot VMクライアントで使用される.soファイルが含まれています。これは、Java HotSpot VMテクノロジを使用して実装されます。これは、デフォルトのJava仮想マシン(JVM)です。

/jdk1.8.0/jre/lib/sparc/server

Java HotSpot VMサーバーで使用される.soファイルが含まれています。

/jdk1.8.0/jre/lib/applet

アプレットのサポート・クラスが含まれるJARファイルは、lib/applet/ディレクトリに配置できます。このようにすると、アプレットのクラスがアプレット・クラス・ローダーによってローカル・ファイル・システムから事前ロードされるため、大規模なアプレットの起動時間を短縮できます。また、インターネット経由でダウンロードした場合と同様の保護が提供されます。

/jdk1.8.0/jre/lib/fonts

プラットフォームで使用されるフォント・ファイルです。

その他のファイルとディレクトリ

ここでは、Javaソース・コード、Cヘッダー・ファイルおよびその他のディレクトリとファイルのディレクトリ構造について説明します。

jdk1.8.0
     db
     include
     man
     src.zip
/jdk1.8.0/src.zip

Javaプラットフォームのソース・コードを含むアーカイブです。

/jdk1.8.0/db

Java DBが含まれます。Java DBの技術ドキュメントを参照してください。
http://docs.oracle.com/javadb/

/jdk1.8.0/include

Java Native InterfaceおよびJava Virtual Machine (JVM) Debugger Interfaceを使用したネイティブ・コードのプログラミングをサポートするC言語ヘッダー・ファイルです。「Java Native Interface」を参照してください。
http://docs.oracle.com/javase/jp/8/technotes/guides/jni/index.html

「Java Platform Debugger Architecture (JPDA)」も参照してください。
http://docs.oracle.com/javase/jp/8/technotes/guides/jpda/index.html

/jdk1.8.0/man

JDKツールのマニュアル・ページが含まれています。

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