モジュール java.desktop
パッケージ java.awt

クラスBufferCapabilities

    • コンストラクタの詳細

      • BufferCapabilities

        public BufferCapabilities​(ImageCapabilities frontCaps,
                                  ImageCapabilities backCaps,
                                  BufferCapabilities.FlipContents flipContents)
        バッファリング機能を指定するためのオブジェクトを新しく生成します。
        パラメータ:
        frontCaps - フロント・バッファの機能。nullは指定不可
        backCaps - バック・バッファおよび中間バッファの機能。nullは指定不可
        flipContents - ページ反転後のバック・バッファの内容。ページ反転が使用されない場合(暗黙的なBlit)はnull
        例外:
        IllegalArgumentException - frontCapsまたはbackCapsがnullの場合
    • メソッドの詳細

      • getFrontBufferCapabilities

        public ImageCapabilities getFrontBufferCapabilities​()
        戻り値:
        フロント・バッファ(表示されているバッファ)のイメージ機能
      • getBackBufferCapabilities

        public ImageCapabilities getBackBufferCapabilities​()
        戻り値:
        すべてのバック・バッファのイメージ機能。中間バッファはバック・バッファとみなされる
      • isPageFlipping

        public boolean isPageFlipping​()
        戻り値:
        ページ反転をバッファで使用するかどうか。ページ反転を使用するバッファ・セットでは、ビデオ・ポインタの切り替え、またはメモリーの内部コピーにより、フロント・バッファと1つ以上のバック・バッファの間で内部的に内容の切替えが可能。 反転を使用しないバッファ・セットでは、Blitを使用してバッファから別のバッファに内容をコピーする。この場合getFlipContentsnullを返す
      • isFullScreenRequired

        public boolean isFullScreenRequired​()
        戻り値:
        ページ切替えをフル・スクリーン・モードだけで利用可能にするかどうか。 trueの場合、フル・スクリーン排他モードでページ切替えを行う
        関連項目:
        isPageFlipping(), GraphicsDevice.setFullScreenWindow(java.awt.Window)
      • isMultiBufferAvailable

        public boolean isMultiBufferAvailable​()
        戻り値:
        フロント・バッファとバック・バッファ以外に、1つ以上の中間バッファを使ったページ切替えができるかどうか
        関連項目:
        isPageFlipping()
      • clone

        public Object clone​()
        次のクラスからコピーされた説明: Object
        このオブジェクトのコピーを作成して、返します。 「コピー」の正確な意味合いは、オブジェクトのクラスによって異なります。 一般的な意図は、任意のオブジェクトxについて、次の式
         x.clone() != x
        がtrueであり、次の式
         x.clone().getClass() == x.getClass()
        trueになることですが、これらは絶対的な要件ではありません。 また次の式
         x.clone().equals(x)
        trueになりますが、これは絶対的な要件ではありません。

        慣例上、返されたオブジェクトは、super.cloneを呼び出すことによって取得するようにしてください。 クラスとそのすべてのスーパー・クラス(Objectを除く)がこの規則に従っている場合は、x.clone().getClass()== x.getClass()が成立します。

        通常、このメソッドにより返されるオブジェクトは、このオブジェクト(複製されている)から独立している必要があります。 この独立性を実現するには、super.cloneによって返されたオブジェクトを返す前に、その1つ以上のフィールドを変更することが必要になる場合があります。 これは、通常、複製するオブジェクトの内部「深層構造」を構成する可変オブジェクトのコピー、およびこれらのオブジェクトへの参照をコピーへの参照に置き換えることを意味します。 クラスにプリミティブ・フィールドまたは不変オブジェクトへの参照しか含まれていない場合は、通常、super.cloneによって返されたオブジェクト内のフィールドを変更する必要がありません。

        クラスObjectのメソッドcloneは、特定のクローニング操作を実行します。 まず、このオブジェクトのクラスがインタフェースCloneableを実装していない場合は、CloneNotSupportedExceptionがスローされます。 すべての配列がインタフェースCloneableを実装していると見なされること、および配列型T[]cloneメソッドの戻り値の型はT[] (ここで、Tは任意の参照またはプリミティブ型)です。 実装していない場合、このメソッドはこのオブジェクトのクラスの新しいインスタンスを生成し、そのフィールドをすべて、このオブジェクトの対応する各フィールドの内容で初期化します。これは代入と同様で、フィールドの内容自身が複製されるのではありません。 つまりこのメソッドは、オブジェクトの「シャロー・コピー」を生成しますが、「ディープ・コピー」は生成しません。

        クラスObject自体はインタフェースCloneableを実装していないため、クラスがObjectであるオブジェクトに対してcloneメソッドを呼び出すと、実行時に例外がスローされます。

        オーバーライド:
        clone、クラス: Object
        戻り値:
        このBufferCapabilitiesオブジェクトのコピー
        関連項目:
        Cloneable