モジュール java.desktop
パッケージ java.beans

クラスPropertyEditorManager



  • public class PropertyEditorManager
    extends Object
    PropertyEditorManagerは、指定された型名のプロパティ・エディタを見つけるために使用できます。 このプロパティ・エディタでは、指定されたオブジェクトを編集するためにjava.beans.PropertyEditorインタフェースをサポートする必要があります。

    PropertyEditorManagerは、指定された型のエディタを見つけるために3つのテクニックを使用します。 まず、指定された型でエディタを具体的に登録できるようにするregisterEditorメソッドを提供します。 次に、指定された型の完全指定クラス名に"Editor"を追加して("foo.bah.FozEditor"など)、適切なクラスを見つけようとします。 最後に、単純なクラス名(パッケージ名なし)に"Editor"を追加して、一致するクラスをパッケージの検索パスで見つけます。

    たとえば入力クラスfoo.bah.Fredであれば、最初にPropertyEditorManagerの表で、エディタがfoo.bah.Fredで登録されているかどうかを調べ、登録されている場合はそのエディタを使用します。 次にfoo.bah.FredEditorクラスを探します。 最後にstandardEditorsPackage.FredEditorクラスを探します。

    デフォルトのPropertyEditorは、Javaプリミティブ型boolean、byte、short、int、long、float、およびdoubleで用意されています。また、java.lang.String、java.awt.Color、およびjava.awt.Fontの各クラスに対しても用意されています。

    導入されたバージョン:
    1.1
    • コンストラクタの詳細

      • PropertyEditorManager

        public PropertyEditorManager​()
    • メソッドの詳細

      • registerEditor

        public static void registerEditor​(Class<?> targetType,
                                          Class<?> editorClass)
        指定されたターゲット・クラスの値を編集するためのエディタ・クラスを登録します。 エディタ・クラスがnullの場合は、既存の定義がすべて削除されます。 このため、このメソッドは、登録を取り消すために使用できます。 ターゲット・クラスまたはエディタ・クラスがアンロードされると、登録が自動的に取り消されます。

        セキュリティ・マネージャがある場合は、そのcheckPropertiesAccessメソッドが呼び出されます。 これにより、SecurityExceptionがスローされる可能性があります。

        パラメータ:
        targetType - 編集する型のClassオブジェクト
        editorClass - エディタ・クラスのクラス・オブジェクト
        例外:
        SecurityException - セキュリティ・マネージャが存在し、そのcheckPropertiesAccessメソッドがシステム・プロパティの設定を許可しない場合
        関連項目:
        SecurityManager.checkPropertiesAccess()
      • findEditor

        public static PropertyEditor findEditor​(Class<?> targetType)
        指定されたターゲット型の値エディタを見つけます。
        パラメータ:
        targetType - 編集する型のClassオブジェクト
        戻り値:
        指定されたターゲット・クラスのエディタ・オブジェクト。 適切なエディタが見つからない場合はnull。
      • getEditorSearchPath

        public static String[] getEditorSearchPath​()
        プロパティ・エディタを検索するためのパッケージ名を取得します。
        戻り値:
        プロパティ・エディタの検索に使用されるパッケージ名の配列。

        この配列のデフォルト値は実装に依存する。たとえばSunの実装での初期設定は{"sun.beans.editors"}。

      • setEditorSearchPath

        public static void setEditorSearchPath​(String[] path)
        プロパティ・エディタの検索に使用されるパッケージ名のリストを変更します。

        最初に、セキュリティ・マネージャがある場合はそのcheckPropertiesAccessメソッドが呼び出されます。 この結果、SecurityExceptionがスローされることがあります。

        パラメータ:
        path - パッケージ名の配列。
        例外:
        SecurityException - セキュリティ・マネージャが存在し、そのcheckPropertiesAccessメソッドがシステム・プロパティの設定を許可しない場合。
        関連項目:
        SecurityManager.checkPropertiesAccess()