モジュール java.base
パッケージ java.time.chrono

クラスJapaneseEra

  • すべての実装されたインタフェース:
    Serializable, Era, TemporalAccessor, TemporalAdjuster


    public final class JapaneseEra
    extends Object
    implements Era, Serializable
    和暦体系の紀元。

    このクラスは和暦の有効な紀元を定義します。 日本では明治6年からグレゴリオ暦を導入しています。 明治以降の紀元のみサポートされ、明治6年1月1日より前の日付はサポートされません。

    実装要件:
    このクラスは不変でスレッドセーフです。
    導入されたバージョン:
    1.8
    関連項目:
    直列化された形式
    • フィールドの詳細

      • MEIJI

        public static final JapaneseEra MEIJI
        値-1を持つ「明治」時代(1868-01-01 - 1912-07-29)のシングルトン・インスタンス。
      • TAISHO

        public static final JapaneseEra TAISHO
        値0を持つ「大正」時代(1912-07-30 - 1926-12-24)のシングルトン・インスタンス。
      • SHOWA

        public static final JapaneseEra SHOWA
        値1を持つ「昭和」時代(1926-12-25 - 1989-01-07)のシングルトン・インスタンス。
      • HEISEI

        public static final JapaneseEra HEISEI
        値2を持つ「平成」時代(1989-01-08 - 現在)のシングルトン・インスタンス。
    • メソッドの詳細

      • of

        public static JapaneseEra of​(int japaneseEra)
        int値からJapaneseEraのインスタンスを取得します。

        1970-01-01 (ISO暦体系)を含むSHOWA紀元の値は1で、後の紀元は2 (HEISEI)と番号付けされています。 以前の紀元は 0 (TAISHO)、-1 (MEIJI)と番号付けされ、明治以降の紀元のみがサポートされています。

        パラメータ:
        japaneseEra - 表す紀元
        戻り値:
        JapaneseEraシングルトン、null以外
        例外:
        DateTimeException - 値が無効な場合
      • valueOf

        public static JapaneseEra valueOf​(String japaneseEra)
        その名前を持つJapaneseEraを返します。

        文字列は、紀元の名前と完全に一致している必要があります。 (不適切な空白文字は許可されません。)

        パラメータ:
        japaneseEra - japaneseEra名、null以外
        戻り値:
        JapaneseEraシングルトン、nullにはならない
        例外:
        IllegalArgumentException - 指定された名前を持つJapaneseEraがない場合
      • values

        public static JapaneseEra[] values​()
        JapaneseErasの配列を返します。

        このメソッドは、次のようにしてJapaneseEraに対して反復処理を行うために使用できます。

         for (JapaneseEra c : JapaneseEra.values())
             System.out.println(c);
         
        戻り値:
        JapaneseErasの配列
      • getDisplayName

        public String getDisplayName​(TextStyle style,
                                     Locale locale)
        この紀元のテキスト表現を取得します。

        これは、紀元の識別に使用され、ユーザーへの表示に適したテキストの名前を返します。 パラメータは返されるテキストとロケールのスタイルを制御します。

        テキスト・マッピングが見つからない場合、数値が返されます。

        定義:
        インタフェースEra内のgetDisplayName
        パラメータ:
        style - 必要なテキストのスタイル、null以外
        locale - 使用するロケール。null以外
        戻り値:
        紀元のテキスト値、null以外
      • getValue

        public int getValue​()
        数値の紀元のint値を取得します。

        1970-01-01 (ISO暦体系)を含むSHOWA紀元の値は1です。 以降の紀元は2 (HEISEI)から番号付けされます。 以前の紀元は 0 (TAISHO)、-1 (MEIJI)と番号付けされます。

        定義:
        インタフェースEragetValue
        戻り値:
        紀元値
      • range

        public ValueRange range​(TemporalField field)
        指定されたフィールドの有効な値の範囲を取得します。

        範囲オブジェクトはフィールドの有効な最小値と最大値を表します。 この紀元は、返される範囲の精度を向上するために使われます。 範囲を返せない場合は、フィールドがサポートされていないか他のなんらかの理由で、例外がスローされます。

        フィールドがChronoFieldの場合、ここに問合せを実装します。 ERAフィールドは範囲を返します。 他のすべてのChronoFieldインスタンスはUnsupportedTemporalTypeExceptionをスローします。

        フィールドがChronoFieldではない場合、このメソッドの結果は、引数としてthisを渡してTemporalField.rangeRefinedBy(TemporalAccessor)を呼び出すことにより取得されます。 範囲を取得できるかどうかはフィールドによって決まります。

        有効な和暦の紀元の範囲は、和暦体系の性質のため、時間の経過とともに変更される可能性があります。

        定義:
        インタフェースErarange
        定義:
        インタフェースTemporalAccessorrange
        パラメータ:
        field - 範囲を問い合わせるフィールド、null以外
        戻り値:
        フィールドの有効値の範囲。null以外
        例外:
        DateTimeException - フィールドの範囲を取得できない場合
        UnsupportedTemporalTypeException - 単位がサポートされていない場合
      • toString

        public String toString​()
        次のクラスからコピーされた説明: Object
        オブジェクトの文字列表現を返します。 一般に、toStringメソッドは、このオブジェクトを「テキストで表す」文字列を返します。 この結果は、人間が読める簡潔で有益な情報であるべきです。 すべてのサブクラスで、このメソッドをオーバーライドすることをお薦めします。

        クラスObjecttoStringメソッドは、オブジェクトがインスタンスになっている元のクラスの名前、アットマーク文字「@」、およびオブジェクトのハッシュ・コードの符号なし16進数表現から構成される文字列を返します。 つまり、このメソッドは次の値と等しい文字列を返します。

         getClass().getName() + '@' + Integer.toHexString(hashCode())
         
        オーバーライド:
        toString、クラス: Object
        戻り値:
        このオブジェクトの文字列表現