モジュール java.base

クラスAbstractOwnableSynchronizer

  • すべての実装されたインタフェース:
    Serializable
    直系の既知のサブクラス:
    AbstractQueuedLongSynchronizer, AbstractQueuedSynchronizer


    public abstract class AbstractOwnableSynchronizer
    extends Object
    implements Serializable
    スレッドが排他的に所有できるシンクロナイザです。 このクラスは、所有権の概念を必要とすることがあるロックや関連するシンクロナイザを作成するための基盤を提供します。 AbstractOwnableSynchronizerクラス自体は、この情報を管理または使用しません。 ただしサブクラスおよびツールでは、適切に保持された値を使用して、アクセスを制御および監視したり、診断を提供したりできます。
    導入されたバージョン:
    1.6
    関連項目:
    直列化された形式
    • コンストラクタの詳細

      • AbstractOwnableSynchronizer

        protected AbstractOwnableSynchronizer​()
        サブクラスにより使用される空のコンストラクタです。
    • メソッドの詳細

      • setExclusiveOwnerThread

        protected final void setExclusiveOwnerThread​(Thread thread)
        現在排他アクセスを所有するスレッドを設定します。 null引数は、アクセスを所有しているスレッドがないことを示します。 それ以外の場合、このメソッドは同期やvolatileフィールドのアクセスを行いません。
        パラメータ:
        thread - 所有するスレッド
      • getExclusiveOwnerThread

        protected final Thread getExclusiveOwnerThread​()
        setExclusiveOwnerThreadで最後に設定されたスレッドを返し、設定されたことがない場合はnullを返します。 それ以外の場合、このメソッドは同期やvolatileフィールドのアクセスを行いません。
        戻り値:
        所有するスレッド