モジュール java.base

パッケージ java.util.zip

インタフェースChecksum

既知のすべての実装クラス:

Adler32, CRC32, CRC32C

public interface Checksum

データ・チェックサムを表すインタフェースです。

導入されたバージョン:

1.1

メソッドのサマリー

修飾子と型	メソッド	説明
long	getValue()	現在のチェックサム値を返します。
void	reset()	チェックサムを初期値にリセットします。
default void	update(byte[] b)	現在のチェックサムを指定されたバイト配列で更新します。
void	update(byte[] b, int off, int len)	現在のチェックサムを指定されたバイト配列で更新します。
void	update(int b)	現在のチェックサムを指定されたバイトで更新します。
default void	update(ByteBuffer buffer)	現在のチェックサムを指定されたバッファのバイトで更新します。

メソッドの詳細

update

void update(int b)

現在のチェックサムを指定されたバイトで更新します。

パラメータ:

b - チェックサムを更新するバイト

update

default void update(byte[] b)

現在のチェックサムを指定されたバイト配列で更新します。

実装要件:

このデフォルトの実装は、update(b, 0, b.length)を呼び出すことと同じです。

パラメータ:

b - チェックサムの更新に使用するバイト配列

例外:

NullPointerException - bがnullである場合

導入されたバージョン:

9

update

void update(byte[] b,
            int off,
            int len)

現在のチェックサムを指定されたバイト配列で更新します。

パラメータ:

b - チェックサムを更新するバイト配列

off - データの開始オフセット

len - 更新に使うバイト数

update

default void update(ByteBuffer buffer)

現在のチェックサムを指定されたバッファのバイトで更新します。 チェックサムはバッファ内の残りのバイトで更新され、バッファ位置から開始されます。 リターンすると、バッファの位置はその限界まで更新されます。その限界は変更されていないでしょう。

APIの注:

バッキング配列のないDirectByteBufferやその他のByteBuffer実装で最高のパフォーマンスを得るには、このインタフェースの実装者がこのメソッドをオーバーライドする必要があります。

実装要件:

デフォルトの実装では、次のような動作があります。
バイト配列にアクセス可能なByteBufferの場合。

 update(buffer.array(),
        buffer.position() + buffer.arrayOffset(),
        buffer.remaining());
 

アクセス可能なバイト配列によってサポートされていないByteBufferの場合。

 byte[] b = new byte[Math.min(buffer.remaining(), 4096)];
 while (buffer.hasRemaining()) {
     int length = Math.min(buffer.remaining(), b.length);
     buffer.get(b, 0, length);
     update(b, 0, length);
 }
 

パラメータ:

buffer - チェックサムを更新するByteBuffer

例外:

NullPointerException - bufferがnullの場合

導入されたバージョン:

9

getValue

long getValue()

現在のチェックサム値を返します。

戻り値:

現在のチェックサム値

reset

void reset()

チェックサムを初期値にリセットします。