モジュール javafx.graphics
パッケージ javafx.application

クラスHostServices



  • public final class HostServices
    extends Object
    このクラスは、アプリケーションのHostServicesを提供します。 これには、アプリケーションのコード・ベースおよびドキュメント・ベースを取得するメソッド、ブラウザにWebページを表示するメソッド、およびアプリケーションがブラウザで実行されている場合にJavaScriptを使用して包含Webページと通信するメソッドがあります。
    導入されたバージョン:
    JavaFX 2.0
    • メソッドの詳細

      • getCodeBase

        public final String getCodeBase​()
        このアプリケーションのコード・ベースURIを取得します。 アプリケーションがJNLPファイルを介して起動された場合、このメソッドはJNLPファイルで指定されているコードベース・パラメータを返します。 アプリケーションがスタンドアロン・モードで起動された場合、このメソッドはアプリケーションのjarファイルが含まれるディレクトリを返します。 アプリケーションがjarファイルにパッケージ化されていない場合、このメソッドは空の文字列を返します。
        戻り値:
        このアプリケーションのコード・ベースURI。
      • getDocumentBase

        public final String getDocumentBase​()
        このアプリケーションのドキュメント・ベースURIを取得します。 アプリケーションがブラウザに埋め込まれている場合、このメソッドはアプリケーションを含むWebページのURIを返します。 アプリケーションがwebstartモードで起動された場合、このメソッドはJNLPファイルで指定されているコードベース・パラメータを返します(ドキュメント・ベースおよびコード・ベースはこのモードでは同じです)。 アプリケーションがスタンドアロン・モードで起動された場合、このメソッドは現在のディレクトリのURIを返します。
        戻り値:
        このアプリケーションのドキュメント・ベースURI。
      • resolveURI

        public final String resolveURI​(String base,
                                       String rel)
        指定した相対URIをベースURIに対して解決し、解決済のURIを返します。

        例:

             HostServices services = getHostServices();
             String myImage = services.resolveURI(services.getDocumentBase(),
                                                  "image.jpg");
             Image image = new Image(myImage);
         
        パラメータ:
        base - 相対URIを解決するために照合するベースURI
        rel - 解決対象の相対URI
        戻り値:
        完全に解決されたURI。
        例外:
        NullPointerException - baseまたはrelのいずれかの文字列がnullの場合。
        IllegalArgumentException - baseまたはrelのいずれかのURI文字列の解析でエラーが発生した場合、またはURIの解決でその他のエラーがある場合。
      • showDocument

        public final void showDocument​(String uri)
        指定したURIを新しいブラウザ・ウィンドウまたはタブで開きます。 新しいブラウザ・ウィンドウとなるか、または既存のブラウザ・ウィンドウのタブとなるかは、ブラウザのプリファレンスによって決まります。 デフォルト・ブラウザのポップアップ・ブロック設定が考慮されるため、これらの設定が回避されることはありません。
        パラメータ:
        uri - ブラウザで開かれるWebページのURI。
      • getWebContext

        @Deprecated(since="9",
                    forRemoval=true)
        public final JSObject getWebContext​()
        削除予定のため非推奨: このAPI要素は、将来のバージョンで削除される可能性があります。 Applet APIは推奨されていないため、このメソッドはJDK 9では非推奨です。
        このアプリケーションを含むWebページの包含DOMウィンドウのJavaScriptハンドルを返します。 このハンドルは、JavaからJavaScriptに呼び出してWebページにアクセスするために使用されます。 アプリケーションがWebページに埋め込まれていない場合、このメソッドはnullを返します。

        例:

        
             JSObject jsWin = getHostServices().getWebContext();
             if (jsWin != null) {
                 jsWin.eval("var b = document.body;" +
                            "var newdiv = document.createElement('div');" +
                            "newdiv.innerHTML = '<br>Hello from JavaScript!';" +
                            "b.appendChild(newdiv);");
             }
         
        戻り値:
        このアプリケーションを含むWebページの包含DOMウィンドウのハンドル。