モジュール javafx.graphics

パッケージ javafx.scene.image

インタフェースPixelWriter

public interface PixelWriter

このインタフェースでは、WritableImageまたは書込み可能なピクセルを含むその他の面のピクセル・データを書き込むためのメソッドを定義します。

導入されたバージョン:

JavaFX 2.2

メソッドのサマリー

修飾子と型	メソッド	説明
PixelFormat	getPixelFormat()	このメソッドは、面がそのピクセルを格納するPixelFormat、またはこのメソッドがそれを元にピクセルを簡単に変換できる、おおよそ同等の、書込みを目的としたピクセル・フォーマットを返します。
void	setArgb(int x, int y, int argb)	色のピクセル・データを面の指定された座標に格納します。
void	setColor(int x, int y, Color c)	Colorのピクセル・データを面の指定された座標に格納します。
void	setPixels(int x, int y, int w, int h, PixelFormat<ByteBuffer> pixelformat, byte[] buffer, int offset, int scanlineStride)	バイト配列から面の矩形リージョンにピクセル・データを格納します。
void	setPixels(int x, int y, int w, int h, PixelFormat<IntBuffer> pixelformat, int[] buffer, int offset, int scanlineStride)	int配列から面の矩形リージョンにピクセル・データを格納します。
<T extends Buffer> void	setPixels(int x, int y, int w, int h, PixelFormat<T> pixelformat, T buffer, int scanlineStride)	バッファから面の矩形リージョンにピクセル・データを格納します。
void	setPixels(int dstx, int dsty, int w, int h, PixelReader reader, int srcx, int srcy)	PixelReaderインスタンスから取得されたピクセル・データを面の矩形リージョンに格納します。

メソッドの詳細

getPixelFormat

PixelFormat getPixelFormat()

このメソッドは、面がそのピクセルを格納するPixelFormat、またはこのメソッドがそれを元にピクセルを簡単に変換できる、おおよそ同等の、書込みを目的としたピクセル・フォーマットを返します。

戻り値:

基礎となるピクセルを最も適切に表すPixelFormat

setArgb

void setArgb(int x,
             int y,
             int argb)

色のピクセル・データを面の指定された座標に格納します。 32ビット整数のargbパラメータには、ARGBの最上位バイトから最下位バイトへの順序で、個別の8ビット・フィールドに4つの色成分が含まれる必要があります。

パラメータ:

x - 書き込むピクセルの色のX座標

y - 書き込むピクセルの色のY座標

argb - INT_ARGBのPixelFormatタイプで記述されたフォーマットで指定された、書き込む色の情報。

setColor

void setColor(int x,
              int y,
              Color c)

Colorのピクセル・データを面の指定された座標に格納します。

パラメータ:

x - 書き込むピクセルの色のX座標

y - 書き込むピクセルの色のY座標

c - 書き込むかnullに設定する色

例外:

NullPointerException - colorがnullの場合

setPixels

<T extends Buffer> void setPixels(int x,
                                  int y,
                                  int w,
                                  int h,
                                  PixelFormat<T> pixelformat,
                                  T buffer,
                                  int scanlineStride)

バッファから面の矩形リージョンにピクセル・データを格納します。 バッファ内のピクセルのフォーマットはPixelFormatオブジェクトによって定義され、面にデータを格納するために、必要に応じてピクセル・フォーマットの変換が実行されます。 バッファの位置は、(x, y)の位置にある面のピクセルに格納される、最初のピクセル・データがある位置にあると想定されます。 行のピクセル・データは、X座標の増加に対応するようにできるかぎり近接してまとめられたバッファ内の隣接する場所から読み取られます。 隣接する行のピクセル・データは、scanlineStrideで定義されたバッファ・データ要素の数によって互いにオフセットされて読み取られます。

型パラメータ:

T - バッファの型

パラメータ:

x - 書き込む矩形リージョンのX座標

y - 書き込む矩形リージョンのY座標

w - 書き込む矩形リージョンの幅

h - 書き込む矩形リージョンの高さ

pixelformat - バッファからピクセルを書き込むためのフォーマットを定義するPixelFormatオブジェクト

buffer - 指定されたPixelFormatオブジェクトに適切なタイプのバッファ

scanlineStride - バッファ内のデータのある行の先頭のピクセル・データから、データの次の行の先頭までの距離。

例外:

NullPointerException - pixelformatまたはbufferがnullの場合

setPixels

void setPixels(int x,
               int y,
               int w,
               int h,
               PixelFormat<ByteBuffer> pixelformat,
               byte[] buffer,
               int offset,
               int scanlineStride)

バイト配列から面の矩形リージョンにピクセル・データを格納します。 バッファ内のピクセルのフォーマットはPixelFormatオブジェクトによって定義され、面にデータを格納するために、必要に応じてピクセル・フォーマットの変換が実行されます。 pixelformatは、適合するPixelFormat<ByteBuffer>タイプにする必要があります。 (x, y)の位置にある最初のピクセルのデータは、offsetパラメータで指定された配列インデックスから読み取られます。 行のピクセル・データは、X座標の増加に対応するようにできるかぎり近接してまとめられた配列内の隣接する場所から読み取られます。 隣接する行のピクセル・データは、scanlineStrideで定義されたバイト配列要素の数によって互いにオフセットされて読み取られます。

パラメータ:

x - 書き込む矩形リージョンのX座標

y - 書き込む矩形リージョンのY座標

w - 書き込む矩形リージョンの幅

h - 書き込む矩形リージョンの高さ

pixelformat - バッファからピクセルを読み取るためのバイト・フォーマットを定義するPixelFormat<ByteBuffer>オブジェクト

buffer - 格納するピクセル・データを含むバイト配列

offset - 最初のピクセル・データを読み取るためのbufferへのオフセット

scanlineStride - バッファ内のデータのある行の先頭のピクセル・データから、データの次の行の先頭までの距離

例外:

NullPointerException - pixelformatまたはbufferがnullの場合

setPixels

void setPixels(int x,
               int y,
               int w,
               int h,
               PixelFormat<IntBuffer> pixelformat,
               int[] buffer,
               int offset,
               int scanlineStride)

int配列から面の矩形リージョンにピクセル・データを格納します。 バッファ内のピクセルのフォーマットはPixelFormatオブジェクトによって定義され、面にデータを格納するために、必要に応じてピクセル・フォーマットの変換が実行されます。 pixelformatは、適合するPixelFormat<IntBuffer>タイプにする必要があります。 (x, y)の位置にある最初のピクセルのデータは、offsetパラメータで指定された配列インデックスから読み取られます。 行のピクセル・データは、X座標の増加に対応するようにできるかぎり近接してまとめられた配列内の隣接する場所から読み取られます。 隣接する行のピクセル・データは、scanlineStrideで定義されたint配列要素の数によって互いにオフセットされて読み取られます。

パラメータ:

x - 書き込む矩形リージョンのX座標

y - 書き込む矩形リージョンのY座標

w - 書き込む矩形リージョンの幅

h - 書き込む矩形リージョンの高さ

pixelformat - バッファからピクセルを読み取るためのintフォーマットを定義するPixelFormat<IntBuffer>オブジェクト

buffer - 格納するピクセル・データを含むint配列

offset - 最初のピクセル・データを読み取るためのbufferへのオフセット

scanlineStride - バッファ内のデータのある行の先頭のピクセル・データから、データの次の行の先頭までの距離

例外:

NullPointerException - pixelformatまたはbufferがnullの場合

setPixels

void setPixels(int dstx,
               int dsty,
               int w,
               int h,
               PixelReader reader,
               int srcx,
               int srcy)

PixelReaderインスタンスから取得されたピクセル・データを面の矩形リージョンに格納します。 (dstx, dsty)の面のピクセルのデータは、(srcx, srcy)の位置のreaderから取得されます。 このメソッドにより、この擬似コードと意味的に等しい(ただし、それより大幅に速い可能性がある)操作が実行されます。

     for (int y = 0; y < h, y++) {
         for (int x = 0; x < w; x++) {
             setArgb(dstx + x, dsty + y,
                     reader.getArgb(srcx + x, srcy + y));
         }
     }
 

パラメータ:

dstx - 書き込む矩形リージョンのX座標

dsty - 書き込む矩形リージョンのY座標

w - 書き込む矩形リージョンの幅

h - 書き込む矩形リージョンの高さ

reader - 書き込むピクセル・データの取得に使用されるPixelReader

srcx - readerから読み取られるデータのX座標

srcy - readerから読み取られるデータのY座標

例外:

NullPointerException - readerがnullの場合