モジュール java.management

クラスOpenType<T>

  • 型パラメータ:
    T - この型で記述されたインスタンスが保持する必要のあるJava型。 たとえば、SimpleType.INTEGERは、OpenType<Integer>のサブクラスである SimpleType<Integer>で、これはSimpleType.INTEGERとして記述された属性、パラメータ、または戻り値がJava型Integerを持つ必要があることを意味する。
    すべての実装されたインタフェース:
    Serializable
    直系の既知のサブクラス:
    ArrayType, CompositeType, SimpleType, TabularType


    public abstract class OpenType<T>
    extends Object
    implements Serializable
    OpenTypeクラスは、実際の公開データ値の公開型を記述するすべてのクラスの親abstractクラスです。

    公開型は次の項目によって定義されます。

    • この型が記述する公開データ値の完全修飾Javaクラス名。なお、公開データ値に許可されるJavaクラスのセットは限定されている(ALLOWED_CLASSNAMES_LISTを参照)
    • 名前
    • 説明
    導入されたバージョン:
    1.5
    関連項目:
    直列化された形式
    • コンストラクタのサマリー

      コンストラクタ 
      修飾子 コンストラクタ 説明
      protected OpenType​(String className, String typeName, String description)
      OpenTypeインスタンスを構築し(OpenTypeとなるサブクラスのインスタンスは実際にはabstractクラス)、指定されたパラメータの妥当性を検査します。
    • メソッドのサマリー

      すべてのメソッド インスタンス・メソッド abstractメソッド 具象メソッド 
      修飾子と型 メソッド 説明
      abstract boolean equals​(Object obj)
      指定されたobjパラメータとこの公開型インスタンスが等しいかどうかを比較します。
      String getClassName​()
      この公開型が記述する公開データ値の完全修飾Javaクラス名を返します。
      String getDescription​()
      このOpenTypeインスタンスを記述するテキスト文字列を返します。
      String getTypeName​()
      このOpenTypeインスタンスの名前を返します。
      abstract int hashCode​()
      オブジェクトのハッシュ・コード値を返します。
      boolean isArray​()
      この公開型が記述する公開データ値が配列の場合はtrueを返し、そうでない場合はfalseを返します。
      abstract boolean isValue​(Object obj)
      objが、この公開型の値であるかどうかをテストします。
      abstract String toString​()
      この公開型インスタンスの文字列表現を返します。
    • フィールドの詳細

      • ALLOWED_CLASSNAMES_LIST

        public static final List<String> ALLOWED_CLASSNAMES_LIST
        公開データ値に許可される完全修飾Javaクラス名のリストです。 次のいずれかのクラスまたはその対応するプリミティブ型の多次元配列も、公開データ値で許可されるクラスです。
        ALLOWED_CLASSNAMES_LIST = {
                "java.lang.Void",
                "java.lang.Boolean",
                "java.lang.Character",
                "java.lang.Byte",
                "java.lang.Short",
                "java.lang.Integer",
                "java.lang.Long",
                "java.lang.Float",
                "java.lang.Double",
                "java.lang.String",
                "java.math.BigDecimal",
                "java.math.BigInteger",
                "java.util.Date",
                "javax.management.ObjectName",
                CompositeData.class.getName(),
                TabularData.class.getName() } ;
               
    • コンストラクタの詳細

      • OpenType

        protected OpenType​(String className,
                           String typeName,
                           String description)
                    throws OpenDataException
        OpenTypeインスタンスを構築し(OpenTypeとなるサブクラスのインスタンスは実際にはabstractクラス)、指定されたパラメータの妥当性を検査します。 各パラメータの妥当性の制約は、次に説明します。
         
        パラメータ:
        className - この公開型が記述する公開データ値の完全修飾Javaクラス名。 公開データ値に許可された有効なJavaクラス名は、ALLOWED_CLASSNAMES_LISTに一覧されている。 これらのいずれかのクラスまたは対応するプリミティブ型の多次元配列も許可クラスになる。この場合、クラス名はjava.lang.ClassgetName()メソッドで定義されたルールに従う。 たとえば、3次元のString配列はクラス名"[[[Ljava.lang.String;" (引用符なし)を持つ。
         
        typeName - このインスタンスが示す公開型に付与する名前。nullまたは空文字列は使用できない。
         
        description - このインスタンスが示す公開型についての人間が読める形式の説明。
         
        例外:
        IllegalArgumentException - classNametypeName、またはdescriptionがnullまたは空文字列の場合
         
        OpenDataException - classNameが公開データに許可されたJavaクラス名でない場合
    • メソッドの詳細

      • getClassName

        public String getClassName​()
        この公開型が記述する公開データ値の完全修飾Javaクラス名を返します。 公開データ値に許可された有効なJavaクラス名のみが、ALLOWED_CLASSNAMES_LISTに一覧されます。 これらのいずれかのクラスまたは対応するプリミティブ型の多次元配列も許可クラスになる。この場合、クラス名はjava.lang.ClassgetName()メソッドで定義されたルールに従う。 たとえば、3次元のString配列はクラス名"[[[Ljava.lang.String;" (引用符なし)を持ち、3次元のInteger配列はクラス名"[[[Ljava.lang.Integer;" (引用符なし)を持ち、3次元のint配列はクラス名"[[[I" (引用符なし)を持ちます。
        戻り値:
        クラス名。
      • getTypeName

        public String getTypeName​()
        このOpenTypeインスタンスの名前を返します。
        戻り値:
        型名。
      • getDescription

        public String getDescription​()
        このOpenTypeインスタンスを記述するテキスト文字列を返します。
        戻り値:
        説明。
      • isArray

        public boolean isArray​()
        この公開型が記述する公開データ値が配列の場合はtrueを返し、そうでない場合はfalseを返します。
        戻り値:
        これが配列型である場合はtrue。
      • isValue

        public abstract boolean isValue​(Object obj)
        objが、この公開型の値であるかどうかをテストします。
        パラメータ:
        obj - 妥当性を判定されるオブジェクト。
        戻り値:
        objがこの公開型の値である場合はtrue、そうでない場合はfalse
      • equals

        public abstract boolean equals​(Object obj)
        指定されたobjパラメータとこの公開型インスタンスが等しいかどうかを比較します。
        オーバーライド:
        equals、クラス: Object
        パラメータ:
        obj - 比較対象のオブジェクト。
        戻り値:
        このオブジェクトとobjが等しい場合はtrue。
        関連項目:
        Object.hashCode()HashMap
      • hashCode

        public abstract int hashCode​()
        次のクラスからコピーされた説明: Object
        オブジェクトのハッシュ・コード値を返します。 このメソッドは、HashMapによって提供されるハッシュ・テーブルなどの、ハッシュ・テーブルの利点のためにサポートされています。

        hashCodeの一般的な規則は次のとおりです。

        • Javaアプリケーションの実行中に同じオブジェクトに対して複数回呼び出された場合は常に、このオブジェクトに対するequalsの比較で使用される情報が変更されていなければ、hashCodeメソッドは常に同じ整数を返す必要があります。 ただし、この整数は同じアプリケーションの実行ごとに同じである必要はありません。
        • equals(Object)メソッドに従って2つのオブジェクトが等しい場合は、2つの各オブジェクトに対するhashCodeメソッドの呼出しによって同じ整数の結果が生成される必要があります。
        • Object.equals(java.lang.Object)メソッドに従って2つのオブジェクトが等しくない場合は、2つの各オブジェクトに対するhashCodeメソッドの呼出しによって異なる整数の結果が生成される必要はありません ただし、プログラマは、等しくないオブジェクトに対して異なる整数の結果を生成すると、ハッシュ・テーブルのパフォーマンスが向上する可能性があることに注意するようにしてください。

        クラスObjectによって定義されたhashCodeメソッドは、可能なかぎり、異なるオブジェクトに対して異なる整数を返します。 (hashCodeは、ある時点におけるオブジェクト・メモリー・アドレスの関数として実装されても実装されなくてもよい。)

        オーバーライド:
        hashCode、クラス: Object
        戻り値:
        このオブジェクトのハッシュ・コード値。
        関連項目:
        Object.equals(java.lang.Object), System.identityHashCode(java.lang.Object)
      • toString

        public abstract String toString​()
        この公開型インスタンスの文字列表現を返します。
        オーバーライド:
        toString、クラス: Object
        戻り値:
        文字列表現。