- java.lang.Object
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- javax.naming.ldap.ControlFactory
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コンストラクタのサマリー
コンストラクタ 修飾子 コンストラクタ 説明 protectedControlFactory()コントロール・ファクトリの新しいインスタンスを作成します。
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メソッドのサマリー
すべてのメソッド 静的メソッド インスタンス・メソッド 抽象メソッド 具象メソッド 修飾子と型 メソッド 説明 abstract ControlgetControlInstance(Control ctl)コントロール・ファクトリを使用するコントロールを作成します。static ControlgetControlInstance(Control ctl, Context ctx, Hashtable<?,?> env)既知のコントロール・ファクトリを使用してコントロールを作成します。
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メソッドの詳細
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getControlInstance
public abstract Control getControlInstance(Control ctl) throws NamingException
コントロール・ファクトリを使用するコントロールを作成します。このファクトリは、サービス・プロバイダが、LDAPプロトコルから読み取るコントロールを特殊なコントロール・クラスとして返すときに使用します。 このメカニズムを使用しなければ、プロバイダはBERエンコード形式のデータだけを含むコントロールを返します。
一般に、
ctlは、BERエンコード・データを含む基本的なコントロールです。 ファクトリは、特殊なコントロールを実装するのに使用されますが、通常は、BERエンコード・データをデコードして、型保証された安全な方法で該当データにアクセスするメソッドを提供します。たとえば、ファクトリは基本的なコントロールのBERエンコード・データを使用してVirtualListReplyControlのインスタンスを返す場合があります。
このファクトリが指定引数を使ってコントロールを作成できない場合、nullを返します。 例外がスローされるのは、このコントロール・ファクトリだけが使用され、ほかのコントロール・ファクトリが使用されないときだけです。 コントロールのBERデータが、指定されたOIDを持つとみなされているコントロールと一致しない場合に、例外がスローされます。 このメソッドは
NamingExceptionをスローするため、内部的に生成される例外を伝達する必要がある場合は、NamingExceptionにラップする必要があります。- パラメータ:
ctl- null以外のコントロール。- 戻り値:
- nullの可能性のあるコントロール。
- 例外:
NamingException-ctlが、コントロールの作成に使用できなくなる無効なデータを含んでいる場合。 OIDによって識別されるコントロールを生成できる場合、ファクトリは例外だけをスローするが、無効なBERデータなどがあればスローできない。
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getControlInstance
public static Control getControlInstance(Control ctl, Context ctx, Hashtable<?,?> env) throws NamingException
既知のコントロール・ファクトリを使用してコントロールを作成します。コントロールを作成するには、次の規則が使用されます。
- 環境の
LdapContext.CONTROL_FACTORIESプロパティに指定されたコントロール・ファクトリを使用してから、ctxに関連付けられているプロバイダ・リソース・ファイルの同一プロパティに指定されたコントロール・ファクトリを使用する。 このプロパティの値は、コロンで区切られたファクトリ・クラス名のリストである。ファクトリ・クラスは、リストに指定された順番に使用される。コントロールの作成に最初に成功したファクトリが実際に使用される。 どのファクトリもロードできない場合は、ctlを返す。 コントロール作成中に、例外が発生したら、例外は呼出し側に引き渡される。
コントロール・ファクトリはpublicですが、また引数を取らないpublicコンストラクタを持つ必要があります。 ファクトリが名前付きモジュールにある場合は、そのモジュールが
java.namingモジュールにエクスポートするパッケージ内にある必要があります。- パラメータ:
ctl- OIDおよびBERデータを含むnull以外のコントロール・オブジェクト。ctx- コントロールが作成されるnullの可能性があるコンテキスト。 nullの場合は、この情報は利用できない。env- nullの可能性のあるコンテキスト環境。LdapContext.CONTROL_FACTORIESプロパティの値を検索するのに使用される。- 戻り値:
ctlを使って生成されたコントロール・オブジェクト、または上記のアルゴリズムを使ってコントロール・オブジェクトを生成できない場合はctl。- 例外:
NamingException- ネーミング例外が、コントロール・オブジェクトを作成しようとするときに発生した場合。 アクセスされたファクトリの1つが例外をスローすると、その例外は呼出し側に送られる。 ファクトリおよびオブジェクト・クラスのロード中またはインスタンス生成中にエラーが発生すると、その例外はNamingExceptionの内部にラップされてから再度スローされる。
- 環境の
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