モジュール java.corba
パッケージ org.omg.PortableServer.CurrentPackage
メソッドの実装に対して、呼出し元のオブジェクトの識別情報へのアクセス権を付与します。 Current
パッケージでは、複数のオブジェクトを実装するサーバントを使用できます。また、POAがディスパッチしたメソッドをサーバント上で呼び出すコンテキストでも使用できます。 位置の透過性を実現するために、ローカル呼出しのコンテキストおよびリモート呼出しのコンテキストで、ORBはCurrent
に対応する必要があります。 アプリケーションがCurrent
のインスタンスを取得するには、CORBA::ORB::resolve_initial_references("POACurrent")
操作を実行します。 POAがディスパッチしたメソッドのコンテキスト内でこのインスタンスを使用すれば、呼出し元のオブジェクトを識別するPOA
とObjectId
を取得できます。
パッケージの仕様
Java(TM) Platform, Standard Edition 6 ORBが準拠する公式の仕様のサポート・セクションの正確なリストは、「Java(TM) SE 6での正式なCORBAサポート仕様」を参照してください。
- 導入されたバージョン:
- 1.4
-
クラスのサマリー クラス 説明 NoContextHelper org/omg/PortableServer/CurrentPackage/NoContextHelper.java。 -
例外のサマリー 例外 説明 NoContext org/omg/PortableServer/CurrentPackage/NoContext.java。