Oracle BI EEグローバル・ヘッダーとは

グローバル・ヘッダーは、よく使用される機能への簡単なアクセスを提供しており、ユーザー・インタフェースからいつでも使用できます。

たとえば、グローバル・ヘッダーを使用すると、ホーム・ページに戻ることなく、新規タスクの開始、Oracle BIプレゼンテーション・カタログの検索、製品ドキュメントへのアクセス、別のオブジェクトの表示を行えます。グローバル・ヘッダーには、他のページからホーム・ページにアクセスできるよう、ホーム・ページ・リンクも含まれています。グローバル・ヘッダーで使用可能な機能は権限によって決まることに注意してください。

管理者は、リンクの表示順序を変更したり、社内または社外の場所(GoogleやOTNなど)へのリンクを追加することで、グローバル・ヘッダーをカスタマイズできます。詳細は、Oracle Business Intelligence Enterprise Editionシステム管理者ガイド"プレゼンテーション・サービスにおけるカスタム・リンクの提供" を参照してください。

次の図では、グローバル・ヘッダーの左端の部分を示します。

グローバル・ヘッダーには、次のコンポーネントが含まれています。

  • 検索: カタログを検索できます。この領域の使用方法の詳細は、オブジェクトの検索方法を参照してください。

  • 詳細設定 - カタログ・ページが検索モードで表示されます。ここでは、カタログ内のオブジェクトを検索できます。検索モードでは、ページ内に「フォルダ」ペインではなく、「検索」ペインが表示されます。

  • 管理 - 管理者としてログインしている場合に使用できます。管理ページが表示されます。ここでは、権限、およびマップのメタデータの管理などの管理タスクを行います。管理タスクについては、Oracle Business Intelligence Enterprise Editionシステム管理者ガイドOracle Business Intelligence Enterprise Editionセキュリティ・ガイドを参照してください。

  • ヘルプ - 次のオプションが表示されます。

    • xxx ヘルプ(xxxはページ、エディタまたはタブの名前) - 現在のページ、エディタまたはタブのヘルプ・トピックが表示されます。

    • ヘルプの目次 - Oracle BI EE、BI Publisherおよびマーケティングの目次へのリンク・オプションが備わったカスケード・メニューが表示されます。

    • ドキュメント - Oracle BI EEのドキュメント・ライブラリが表示されます。

    • OTN - OTNのBusiness IntelligenceとData Warehousingのテクノロジ・センターのページが表示されます。

    • Oracle BI EEのバージョン情報... - Oracle BI EEのバージョンと著作権情報が表示されます。

  • サイン・アウト - Oracle BI EEからサイン・アウトします。

  • アラート - 1つ以上のアラートが生成されている場合にのみ使用できます。「アラート」ダイアログが表示されます。ここでは、アラートを管理できます。アラートは、エージェントによって生成される通知であり、指定された受信者、およびそのエージェントのサブスクライブ者にパーソナライズされたアクショナブルなコンテンツを配信します。

  • ホーム - ホーム・ページが表示されます。ホーム・ページについては、Oracle BI EEホーム・ページとはを参照してください。

  • カタログ - カタログ・ページが表示されます。ここでは、カタログ内のオブジェクトを検索して、それらのオブジェクトに固有のタスクを実行できます。

  • お気に入り - お気に入りオブジェクトや、お気に入りオブジェクトを編成するために作成したカテゴリが表示されます。また、「お気に入りの管理」リンクが表示され、これをクリックして「お気に入りの管理」ダイアログにアクセスできます。ここでは、お気に入りの編成に使用するカテゴリを作成して管理できます。お気に入りの詳細は、次を参照してください お気に入りとは

  • ダッシュボード - ユーザーのフォルダまたは共有フォルダ内の「ダッシュボード」サブフォルダに格納されているすべてのダッシュボードへのリンクが含まれています。「ダッシュボード」サブフォルダに保存されていないダッシュボードは、グローバル・ヘッダーのダッシュボード・リストから表示されません)。

  • 新規 - 作成可能なオブジェクトのリストが表示されます。オブジェクトを作成するには、オブジェクトをリストから選択します。オブジェクトの作成に適切なダイアログまたはエディタが表示されます。

  • 開く - 次のオプションが表示されます。

    • 開く - 「開く」ダイアログが表示されます。ここでは、使用するオブジェクトを選択できます。

    • 最近使用したオブジェクト - 最近表示、作成または更新したオブジェクトのリストが表示されます。このリストを使用して、使用するオブジェクトを選択できます。

    • 最も人気のあるオブジェクト - 所属するグループのユーザーから最も頻繁にアクセスされているオブジェクトのリストが表示されます。このリストを使用して、使用するオブジェクトを選択できます。

  • 「次としてサインイン」username - (usernameは現在のセッションで使用しているユーザー名) 次のオプションが表示されます。

    • マイ・アカウント - 「マイ・アカウント」ダイアログが表示されます。ここでは、タイム・ゾーン、配信デバイス、配信プロファイルなどのプリファレンスを指定できます。プリファレンスの設定については、プリファレンスの設定を参照してください。

    • 別ユーザーとして実行: 組織でこの機能を有効にし、適切な権限が付与されている場合にのみ使用できます。別のユーザーとして操作を実行できます。詳細は、他のユーザーの代理を参照してください。