BI検索のクロールの構成を使用するようにシステムが構成されているかどうかに応じて、基本カタログ検索または全文カタログ検索を使用して、Oracle BIプレゼンテーション・カタログ内のオブジェクトを検索できます。次の点に注意してください。
基本カタログ検索では、適切な権限を持つユーザーがグローバル・ヘッダーまたはカタログ・ページからオブジェクトを検索できます。
カタログ・ページでは、基本カタログ検索を使用して、オブジェクトの完全名、説明、場所およびタイプのみを指定してオブジェクトを検索できます。適切な権限のあるオブジェクトのみ検出できます。目的のオブジェクトが見つかったら、権限に応じてオブジェクトをクリックして表示し、確認または編集できます。
全文検索を使用して、名前、説明、作成者、オブジェクトが参照する列の名前や値など、様々な検索値を入力してオブジェクトを検索できます。
全文カタログ検索では、適切な権限を持つユーザーがオブジェクトを拡張検索できます。この拡張検索機能は、管理者がBI検索の構成クロールを構成して有効にした場合にのみ使用できます。構成されると、全文カタログ検索は、基本カタログ検索と同様に、グローバル・ヘッダーまたはカタログ・ページから使用できます。
ユーザーが全文カタログ検索を実行すると、クロールおよび索引付けが実行されたそれらのオブジェクトで、個別のユーザーが適切な権限を持つものが特定されます。ダッシュボードやレポートなどのオブジェクトで「索引付けしない」属性が選択されたものは、索引付けされないことに注意してください。
全文検索の結果のリストには、基準に合い、最低でもユーザーが「開く」権限を持つオブジェクトが含まれます。オブジェクトがフォルダに格納されている場合、ユーザーは「トラバース」フォルダ権限と「開く」オブジェクト権限を持っている必要があります。「アクセス権なし」権限のオブジェクトは使用できないことに注意してください。
全文検索に関する次の補足情報に注意してください。
キーワードを使用して検索しても、検索結果にはデータとメタデータの両方が含まれます。各カタログ・オブジェクトについて、メタデータ(名前、パス、作成者、変更日、最終アクセス日、タイプおよび説明など)とデータ(列名、ヘッダー名、列値、プロンプト式、列式、プロンプト値など)の両方が索引付けされ、検索結果として使用できるようになります。
デフォルトの検索演算子はORです。検索用語は複数指定でき、検索用語が含まれる数が最も多いものが最も高い検索ヒットとなります。
マーケティング・セグメンテーション・オブジェクトおよび階層列などのいくつかの例外以外、Oracle BIプレゼンテーション・カタログ内のほぼすべてのタイプのオブジェクトを検索できます。