アクション・パラメータとは

アクション・パラメータにより、アクションからのデータを操作またはプロセスにおいて示すことができます。

アクション・パラメータは、アクションによって表される操作またはプロセスにOracle BI EEからデータを渡すのに使用されます:

  • Webサービス操作を起動するアクションの場合、パラメータは、属性として定義される単純なタイプおよびWebサービス操作の入力メッセージ内の単純な要素(または単純なタイプのコンポーネントに分解される複雑な要素)に相当し、操作と、操作のパラメータを定義するWeb Service Definition Language (WSDL)から読み取られます。

  • Javaメソッド、ブラウザ・スクリプトまたはサーバー・スクリプトを起動するアクションの場合、パラメータは、メソッドの引数に相当します。

  • Webページに移動するアクションまたはHTTPリクエストを起動するアクションの場合、パラメータは、URLを介して渡されるパラメータに相当します。

  • BIコンテンツにナビゲートするアクションの場合、パラメータは自動的にソースからターゲットに渡されます。ある分析から別の分析にナビゲートする際、ターゲット分析のフィルタで使用されるフィールドと同じ論理名のフィールドがデータのソース行に含まれている場合は、このフィールドの値がパラメータとして渡されます。フィルタの演算子を「プロンプトで使用」または「次と等しい/次に存在する」に設定する必要があることに注意してください。

名前付きアクションを作成する際、またはアクションをオブジェクト(分析の列など)に関連付ける際、パラメータが次のいずれであるかを指定できます:

  • 固定 - 固定パラメータは表示できますが、ユーザーは値を設定できません。

  • 非表示 - 非表示パラメータは表示不可であり、ユーザーはその値を設定できません。(非表示であることは、パラメータがセキュアであることではないことに注意してください。)

  • オプション - オプション・パラメータは、アクションの実行に値を必要としません。

注意:

表示された合計または総計上のアクション・リンクまたは条件付きアクション・リンクの場合、パラメータの届く範囲は関連するBIコンテンツ内に限られます。