アクションの条件による有効化について

条件により有効化されるアクションを特定の要素に追加できます。

次のものに追加されているアクションは、条件によって有効にすることができます:

KPIに追加されているアクションはKPIの範囲に関連付けられているため、定義に基づいた条件によって有効になります。同様に、スコアカードに追加されているアクションはイニシアチブと目標の状況に関連付けられているため、条件によって有効になります。

分析に追加されたアクションの条件による有効化について

分析に追加されたアクション・リンクは、指定条件下でのみ表示されます。

アクションを分析に追加する際、1つ以上の条件を満たす場合にのみ、関連付けられているアクション・リンクが表示されるよう指定できます。これは、使用する分析の列を1つ以上選択し、満たすべき条件を指定して行います。(条件を指定する手順は、条件付き書式設定に使用される手順と非常によく似ています。)

たとえば、地域ごとの売上を示す分析で、売上が特定の金額以下になった場合にのみ、地域担当マネージャに電子メールを送信するアクション・リンクが表示されるよう指定できます。

ダッシュボード・ページに追加されたアクションの条件による有効化について

ダッシュボード・ページに追加されたアクションを、指定された条件下においてのみ表示されるようにできます。

アクションをダッシュボード・ページに追加する際、特定の条件を満たす場合にのみ、関連付けられているアクション・リンクが表示されるよう指定できます。これは、満たすべき条件(名前付きまたはインライン)を指定して行います。

たとえば、製品の在庫レベルを示すダッシュボード・ページで、特定の製品の在庫レベルが低い場合にのみ、在庫を注文するアクション・リンクが表示されるよう指定できます。

アクション・リンク・メニューで条件付きアクション・リンクを使用すると、ダッシュボード・ページのデータに応じて異なるアクションのセットを表示できます。たとえば、製品の在庫レベルを示すダッシュボード・ページに、次のアクション・リンクを含むアクション・リンク・メニューを追加できます:

  • 特定の製品の在庫がゼロの場合、在庫の注文と宣伝の中止

  • 特定の製品の在庫レベルが低い場合、在庫の注文

  • 特定の製品の在庫レベルが十分な場合、アクションなし

アクション・リンクの詳細は、アクション・リンクとアクション・リンク・メニューとはを参照してください。条件の詳細は、条件の操作を参照してください。

エージェントに追加されたアクションの条件による有効化について

エージェント・アクションを実行するための条件を使用できます。

エージェントの条件は、主に、エージェントがコンテンツを配信するかどうかの決定に使用しますが、エージェントがアクションを実行するかどうかの決定にも使用できます。

アクションをエージェントに追加する際、特定の条件を満たす場合にのみ、アクションが実行されるよう指定できます。これは、条件(インラインまたは名前付き)をエージェントに追加し、次の場合にアクションを実行するかどうかを指定して行います:

  • エージェントの条件がtrueと評価される場合のみ

  • エージェントの条件がfalseと評価される場合のみ

一部のアクションでは、条件によって返される行ごとにアクションを実行するかどうかも指定できます。(サーバー・スクリプトの起動アクションとエージェントの起動アクションは、結果セットの行ごとに実行できないことに注意してください。また、アクション・パラメータの1つが結果セット・マッピングの場合も、行ごとに実行できません。)

たとえば、新規マーケティング・キャンペーンを自動的に開始するアクションをエージェントに追加し、地域の売上が$2,000,000以下かどうかを評価する条件がtrueの場合にのみ実行されるよう指定できます。

条件の詳細は、条件の操作を参照してください。