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Oracle® Databaseバックアップおよびリカバリ・リファレンス
11gリリース2(11.2)
B56270-04
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RMANの構文図

このマニュアルでは、RMANのコマンドライン構成の構文記述に図形式またはバッカス正規形(BNF)を使用しています。構文図およびBNF記法についての基本的な情報は、『Oracle Database SQL言語リファレンス』を参照してください。この項では、RMANの表記規則についてのみ説明します。

次のCATALOGコマンドの例で示すように、Recovery Managerの構文図は、線と矢印で構文の構造を表します。

catalog::=

構文図の例
catalog.gifの説明

この項では、構文図の構成要素を説明し、RMANコマンドの書式の例を示します。構文図の構成要素は、次のとおりです。

RMAN構文内のキーワード

キーワードは、Recovery Managerの構文で特殊な意味を持ちます。キーワードは、構文図では、図の例にあるワードCATALOGのように長方形で囲まれた大文字で表されます。本文とコード例で使用されている場合、RMANキーワードはCATALOG DATAFILECOPYのように固定幅フォントの大文字で表されます。RMAN文でのキーワードは、構文図に示すとおりに使用する必要があります。ただし、大文字と小文字は区別しません。

RMAN構文内のプレースホルダ

構文図でのプレースホルダは、キーワード以外を示します。構文図では、図の例にあるワードintegerのように楕円で囲まれて表されます。説明文の中では、RMANのプレースホルダは小文字のイタリック体で表されます。たとえば、'filename'となります。通常、プレースホルダは次の内容を示します。

  • データベース・オブジェクト名(tablespace_name)

  • Oracleデータ型名(date_string)

  • 副次句(datafileSpec)

構文図にプレースホルダがあるときは、RMAN文中では、適切な型のオブジェクトまたは式に置き換えます。たとえば、DUPLICATE TARGET DATABASE TO 'database_name'コマンドを記述する場合は、構文図のdatabase_nameプレースホルダを、dupdbなどの作成する複製データベースの名前に置き換えて使用します。

RMANの引用符付き文字列の場合、システムに依存しない有効な環境変数は、Oracleホームに使用する疑問符(?)とSIDに使用するアットマーク(@)のみです。ただし、ターゲット・システム上では、引用符付き文字列にオペレーティング・システム固有の環境変数を使用できます。環境変数は、RMANクライアントではなくデータベース・サーバーによって解析されます。

次の表に、構文図に表されるプレースホルダと、構文中でそれに代入する値の例を示します。

プレースホルダ 説明
'filename''tablespace_name''channel_name''channel_parms'など、引用符付き文字列。 一重引用符または二重引用符で囲まれた文字列。引用符で囲んだ文字列には、空白文字、句読点、RMANキーワードおよびSQLキーワードも含まれています。 "?/dbs/cf.f"

'dev1'

channel_idtag_namedate_stringなど、引用符なしの文字列。 アルファベット文字で開始し、空白および句読点のない文字列。 ch1
integer 数値のみを含む文字列。 67843

RMAN構文内の引用符

RMAN構文図で示すプレースホルダの値には、引用符で囲むことが必要なものと任意のものがあります。構文図では一重引用符を使用していますが、RMAN構文では、二重引用符も使用できます。たとえば、'filename'"filename"も指定できます。SQLコマンドの場合は、SQL文にも引用符が含まれる場合があるため二重引用符を使用します。SQLでは、一重引用符と二重引用符を混在して使用することはなく、一般的には二重引用符よりも一重引用符の方を使用します。