ここでは、オペレーティングシステムのファイルの設定を変更する手順を示します。この作業は、N1 System Manager の設定を変更する前に行う必要があります。
「サーバー再起動時の N1 System Manager の起動の無効化」の説明に従って、サーバー再起動時に N1 System Manager を起動する機能が無効になっていることを確認します。
管理サーバーに root でログインします。
/etc/hosts ファイルを編集し、表示されるホスト名と IP アドレスを新しいホスト名と IP アドレスに変更します。
/etc/nodename ファイルを編集し、表示されるホスト名を新しいホスト名に変更します。
/etc/hostname.port type ファイルを編集します。ここで port type は Ethernet ポートの種類の名前です。
ポートの種類の名前は、ハードウェアによって異なり、ファイル名はたとえば、/etc/hostname.bge0 や /etc/hostname.hme0 などになります。
表示されるホスト名を新しいホスト名に変更します。
管理サーバーの電源を切ります。
管理サーバーを新しいネットワークに接続します。
管理サーバーを再起動します。
管理サーバーの再起動が完了したら、N1 System Manager のプロセスが実行されていないことを確認します。
「管理サーバーの設定の変更」の説明に従って、N1 System Manager のシステムファイルの設定を変更します。
「サーバー再起動時の N1 System Manager の起動の無効化」の説明に従って、サーバー再起動時に N1 System Manager を起動する機能が無効になっていることを確認します。
管理サーバーに root でログインします。
/etc/hosts ファイルを編集し、表示されるホスト名と IP アドレスを新しいホスト名と IP アドレスに変更します。
/etc/sysconfig/network ファイルを編集し、表示されるホスト名を新しいホスト名に変更します。
各 /etc/sysconfig/network-scripts/ifcfg- ethx ファイルを編集します。ここで ethx は Ethernet ポートの種類の名前です。
ファイル名はたとえば、/etc/sysconfig/network-scripts/ifcfg-eth0 や /etc/sysconfig/network-scripts/ifcfg-eth1 などになります。
表示される IP アドレスを新しい IP アドレスに変更します。管理サーバーで、管理ネットワークとプロビジョニングネットワークに別個の Ethernet ポートを使用している場合は、各ポートに正しい IP アドレスを指定するようにします。
管理サーバーの電源を切ります。
管理サーバーを新しいネットワークに接続します。
管理サーバーを再起動します。
管理サーバーの再起動が完了したら、N1 System Manager のプロセスが実行されていないことを確認します。
次の節に示すように、N1 System Manager のシステムファイルの設定を変更します。