Sun N1 System Manager 1.3 インストールおよび構成ガイド

サーバー再起動時の N1 System Manager の起動の無効化


注意 – 注意 –

管理サーバーのリホスティングを行う前に、サーバー再起動時に N1 System Manager を起動する機能を無効にする必要があります。

管理サーバーのホスト名または IP アドレスを変更してからサーバーを再起動したときに、N1 System Manager が、サーバー再起動時に起動するように設定されていた場合、N1 System Manager が無効なホスト名または IP アドレスで起動する可能性があります。

  1. ps -ef | grep [Nn]1」と入力して、N1 System Manager の実行中のプロセスを表示します。

  2. kill -9 PID」と入力します。ここで PID は N1 System Manager のプロセスのプロセス ID です。


管理サーバーのリホスティングのための変更を行う前に、次の作業を実行してください。

Procedureサーバー再起動時の N1 System Manager の起動を無効にする

  1. 管理サーバーに root でログインします。

  2. N1 System Manager を停止します。

    • Solaris の管理サーバーでは、「svcadm disable -s n1sm」と入力します。

    • Linux の管理サーバーでは、「/etc/init.d/n1sminit stop」と入力します。プロセスがすべて停止するまで待ちます。

    プロセスがすべて停止したら、「ps -ef | grep [Nn]1」と入力して、N1 System Manager の実行中のプロセスを表示します。

    N1 System Manager の残りのプロセスを停止するには、「kill -9 PID」と入力します。ここで PID は N1 System Manager のプロセスのプロセス ID です。

  3. n1smconfig」と入力して設定プロセスを実行します。

    設定プロセスの各手順で、表示される値を受け入れます。サーバー起動時の N1SM の起動を有効にするかどうかの値以外は何も変更しません。

  4. Enable N1SM to start at each boot? (n/[y]) と表示されたら、「n」を入力します。

    設定プロセスの残りの各手順で、表示される値を受け入れます。N1SM を再起動するかどうかを問い合わせるメッセージが表示されたら、「n」を入力します。

  5. 手順 2 の説明に従って N1 System Manager のプロセスがすべて停止していることを確認します。

次の手順

次の節に示すように、管理サーバーのシステムファイルの設定を変更します。