Solaris プラグイン 2.0 をインストールする際、正しくないバージョンの ZoneUtil コンポーネントがインストールされます。ZoneUtil 2.0 コンポーネントをインストールするのではなく、プロビジョニングシステムは ZoneUtil 1.0 コンポーネントをインストールします。ZoneUtil 2.0 コンポーネントには、ZoneUtil 1.0 コンポーネントには含まれないバグフィックスが含まれています。次の手順を実行することで、インストールされている ZoneUtil コンポーネントのバージョンを確認できます。
左側のコントロールパネルの「Common Tasks」から、「Sun Solaris」アイコンをクリックします。
ブラウザインタフェースの右側のパネルに「Common Tasks for the Solaris Plug-In」が表示されます。
「Solaris Container: create and manage」リンクをクリックします。
Container コンポーネントの「component details」ページが表示されます。
「Referenced Components」テーブルの位置を確認します。
Container コンポーネントによるインストールに使用可能な、ZoneUtil コンポーネントのバージョンを確認します。
1.0 バージョンの ZoneUtil コンポーネントのみがインストールされている場合、「Referenced Components」テーブルには次の内容が含まれています。
The version of the ZoneUtil component is 1.0.
次のエラーが表示されます。
indicates component is not the most recent available |
次の「Component details」ページには、1.0 バージョンの ZoneUtil コンポーネントと、関連付けられたエラーメッセージが表示されます。
対処方法:ローカルゾーンを作成する前に、Solaris グローバルゾーンホストに ZoneUtil 1.0 コンポーネントと ZoneUtil 2.0 コンポーネントをインストールします。
左側コントロールパネルの「Administrative」で「Plug-ins」をクリックします。
com.sun.solaris プラグインをクリックします。
「Contents」テーブルで、ZoneUtil 1.0 コンポーネントの「details」リンクをクリックします。
「Component Procedures」リストで、default:install プロシージャーと関連付けられた「run」リンクをクリックします。
グローバルゾーンホストを選択します。
「Run Plan (includes preflight)」をクリックします。
すべての手順を繰り返し、グローバルゾーンホストで ZoneUtil 2.0 バージョンをインストールします。