Sun Java System Application Server 9.1 配備計画ガイド

スペアノード構成の例

HADB 配備でのスペアノードの使用例を次に示します。使用できる配備トポロジは 2 種類あります。「共存」トポロジでは HADB と Application Server を同じホストに配置し、「独立層」トポロジでは両者を別々のホストに配置します。配備トポロジの詳細は、第 3 章「トポロジの選択」を参照してください。

例: 共存構成

スペアノード構成の例として、4 台の Sun FireTM V480 サーバーを使用し、各サーバーに 1 つの Application Server インスタンスと 2 つの HADB データノードを配置する共存トポロジを考えます。

スペアノード用に、さらに 2 台のサーバーを割り当てます (各 DRU に 1 台ずつ)。各スペアマシンでは、1 つの Application Server インスタンスと 2 つのスペア HADB ノードを実行します。

例: 独立層構成

HADB 層に 2 台の Sun FireTM 280R サーバーを配置し、それぞれが 2 つの HADB データノードを実行する個別層トポロジを考えます。1 台のマシンが使用不能になった場合でもこのシステムの完全な能力を維持するには、Application Server インスタンス層と HADB 層のそれぞれに 1 台のスペアマシンを設定します。

Application Server インスタンス層のスペアマシンには、この層内のほかのマシンと同数のインスタンスが必要です。同様に、HADB 層用のスペアマシンには、この層内のほかのマシンと同数の HADB ノードが必要です。