Solaris のシステム管理 (基本編)

OS サービスの追加

Oracle Solaris OS サーバーとは、ディスクレスクライアントシステムをサポートするオペレーティングシステム (OS) サービスを提供するサーバーのことです。OS サーバーを新たにサポートすることも、smosservice コマンドを使ってスタンドアロンシステムを OS サーバーに変換することもできます。

サポートする各プラットフォームグループおよび Oracle Solaris リリース用に、特定の OS サービスを OS サーバーに追加する必要があります。たとえば、Oracle Solaris リリースが動作する SPARC sun-4u システムをサポートするには、sun-4u/Oracle Solaris 10 OS サービスを OS サーバーに追加する必要があります。サポートするディスクレスクライアントごとに、そのクライアント用の OS サービスを OS サーバーに追加する必要があります。たとえば、Oracle Solaris 10 や Solaris 9 リリースが動作する SPARC sun-4m システムまたは x86 システムは、それぞれ異なるプラットフォームグループに属しているため、それぞれのシステムをサポートするための OS サービスを追加する必要があります。

OS サービスを追加するには、該当する Oracle Solaris ソフトウェア CD、DVD、またはディスクイメージへのアクセス権が必要です。