次の手順では、ttymon コンソールの端末でボーレート速度を設定する方法を示します。x86 ベースのシステムでのコンソール速度のサポートは、特定のプラットフォームに依存します。
SPARC ベースのシステムには、次のコンソール速度がサポートされています。
9600 bps
19200 bps
38400 bps
スーパーユーザーになるか、同等の役割を引き受けます。
役割には、認証と特権コマンドが含まれます。役割の詳細については、『Solaris のシステム管理 (セキュリティサービス)』の「RBAC の構成 (作業マップ)」を参照してください。
システムタイプに適したボーレート速度を設定するには eeprom コマンドを使用します。
# eeprom ttya-mode=baud-rate,8,n,1,- |
たとえば、x86 ベースのシステムのコンソールのボーレート速度を 38400 に変更するには、次のように入力します。
# eeprom ttya-mode=38400,8,n,1,- |
/etc/ttydefs ファイルのコンソール行を次のように変更します。
console baud-rate hupcl opost onlcr:baud-rate::console |
システムのタイプに合わせて、次の追加変更を行います。
これらの変更はプラットフォームに依存することに注意してください。
SPARC ベースのシステム: /kernel/drv/options.conf ファイルでボーレート速度を変更します。
ボーレートを 9600 に変更するには、次のコマンドを使用します。
# 9600 :bd: ttymodes="2502:1805:bd:8a3b:3:1c:7f:15:4:0:0:0:11:13:1a:19:12:f:17:16"; |
ボーレート速度を 19200 に変更するには、次のコマンドを使用します。
# 19200 :be: ttymodes="2502:1805:be:8a3b:3:1c:7f:15:4:0:0:0:11:13:1a:19:12:f:17:16"; |
ボーレート速度を 38400 に変更するには、次のコマンドを使用します。
# 38400 :bf: ttymodes="2502:1805:bf:8a3b:3:1c:7f:15:4:0:0:0:11:13:1a:19:12:f:17:16"; |
x86 ベースのシステム: BIOS のシリアル切り替えが有効である場合にコンソール速度を変更します。コンソール速度を変更する方法は、プラットフォームに依存します。