プログラミングインタフェース

セグメントの割り当てとファイル記述子の使用法

システムはエクスポート操作またはインポート操作ごとにファイル記述子を割り当てますが、メモリーをインポートまたはエクスポートしているアプリケーションはこの記述子にアクセスできません。プロセスごとのファイル記述子割り当てのデフォルトの制限は 256 です。インポートまたはエクスポートしているアプリケーションは割り当ての制限を適切に調節する必要があります。アプリケーションがファイル記述子の制限値を 256 より大きく設定した場合、エクスポートセグメントとインポートセグメントに割り当てられるファイル記述子は 256 から始まります。このようなファイル記述子の値が選択されるのは、アプリケーションが通常のファイル記述子を割り当てるのを妨害しないようにするためです。この動作によって、256 より小さなファイル記述子を処理できない 32 ビットアプリケーションが特定の libc 関数を使用できるようになります。