Component Manager の使用 (Linux および Solaris の場合)
対話型モードでの Component Manager の使用 (Linux および Solaris の場合)
無人モードでの Component Manager の使用 (Linux および Solaris の場合)
Component Manager の使用 (Windows の場合)
Component Manager のグラフィカルインタフェースの使用 (Windows の場合)
Component Manager のコマンド行インタフェースの使用 (Windows の場合)
Sun IPMI System Management Driver 2.1
Sun IPMI System Management Driver 2.1 を手動でインストールする方法
Sun IPMI System Management Driver 2.1 の無人インストールを実行する方法
一部のプラットフォームでは、biosconfig を使用してブート順序を制御する代わりに、IPMI コマンドを使用できます。このコマンドでも、サービスプロセッサを介してブート順序に永続的な変更を行うことができます。このインタフェースでは、起動デバイスの中でもっとも優先順位が高いカテゴリを指定できます。この操作は、BIOS 設定を入力し、デバイスのカテゴリ全体をブートリストの一番上に移動すること (たとえば、すべてのディスクが CD-ROM よりも前にブートするように移動) と同じです。
次の ipmitool raw コマンドは、ipmitool chassis bootdev コマンドと同様に機能します。BIOS POST 中に、BIOS は SP にブートフラグを要求します。raw コマンドには、追加のビットセット (永続的なビット) が 1 つ含まれています。このビットにより、ブートリストを並べ替えてその順序を CMOS に保存するよう、BIOS に指示します。これらの ipmitool コマンドは、ホスト Linux システムに IPMI ドライバがインストールされている場合、ホストの SP のキーボードコントローラススタイル (Keyboard Controller Style、KCS) インタフェースを介して実行することもできます。
ipmitool -H ... -U root -P ... raw 0x0 0x8 0x5 0xC0 0x4 0x0 0x0
BIOS のブート順序は、PXE が最初にブートするように変更されます。Sun Blade X6275 には、InfiniBand (IB) インタフェースとギガビット Ethernet (GE) インタフェースの両方が備えられており、このコマンドによって 2 つのインタフェースがブートリストの一番上に移動します。この結果、IB gPXE が最初にブートし、IB がフェイルオーバーした場合に GE が次にブートするようになります。ブート順序の変更は、BIOS 設定に反映されます。