Sun Server CLI ツールおよび IPMItool 2.0 ユーザーズガイド

 

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fwupdate のコマンド行インタフェース

コマンド行モードは、ユーザー指定の 1 つのファームウェアファイルを使用して 1 つのコンポーネントを更新するように設計されています。

fwupdate コマンドを使用するときには、次の制限事項が適用されます。

Solaris の場合、デバイスのホットプラグを行った場合には、fwupdate コマンドを実行する前に、devfsadm -C コマンドを実行してシステムのすべてのデバイスノードを再列挙してください。

コマンドが失敗すると、fwupdate のエラーコード」に記載されているいくつかの障害コードのいずれかが返されます。


注 - ツールのデフォルト (noarg) の動作では、ヘルプオプションが一覧表示されます。コマンド行引数が不完全な場合、エラーが発生し、コンテキストヘルプが表示されます。


次のオプションは、fwupdate を含むすべての CLI ツールコマンドに適用されます。

ショートオプション
ロングオプション
説明
-?
--help
ヘルプ — ヘルプ情報を表示します。
-v
--version
バージョン — ツールバージョンを表示します。
-q
--quiet
非表示 — 情報メッセージを出力しないようにし、エラーコードだけを返します。
-y
--option
はい — 操作を確定します。実行時に、操作を確認するためのプロンプトをユーザーに表示しません。

このツールでは、次の構文を使用します。

#fwupdate subcommand device_type option

subcommand は、次のいずれかになります。

サブコマンド
説明
list
リストモードは、システムデータを表示するため、アップグレードするコンポーネントを選択するのに役立ちます。
update
手動モードでは、コマンド行の指示に基づいて 1 つのコンポーネントを更新できます。
reset
リセットモードでは、個々のコンポーネントをリセットできます。

上記のサブコマンドには、次のオプションがあります。

サブコマンド
説明
--?
ヘルプオプションは、対象のサブコマンドのコンテキストヘルプを表示します。どのコマンドまたはサブコマンドでも、その後ろに --? または --help と入力すると、使用できるその他のサブコマンドまたはオプションを確認できます。
--q
非表示オプションは、プロンプトが表示されないモードまたは stdout 報告を使用するモードを出力します。すべての出力は、ログファイルに送られます。
--v
バージョンオプションは、ツールのバージョン情報を出力します。

関連項目: