共通デスクトップ環境 プログラマ概要

使用するフォント

Motif ウィジェットでは、共通デスクトップ環境が提供するフォントを使用し、アプリケーションのウィンドウが他のデスクトップ・クライアントのウィンドウと同じようになるように、またユーザがスタイル・マネージャを使用してこれらのフォントのサイズを変更できるようにしてください。提供されたフォントを、Motif fontList リソース仕様を変更して無効にする場合は、ユーザがアプリケーションでフォントをカスタマイズできるようにさせたければ、その機能を追加しなければなりません。

共通デスクトップ環境標準アプリケーション・フォント名にあるフォントを使用して、(Motif がウィジェット用に使用しているのとは別の) アプリケーションで使用する、app-defaults ファイルのリソースを指定してください。これは、アプリケーションがすべての共通デスクトップ環境プラットフォームで適切なフォントを見つけ、プラットフォーム上への移植性が高まることを保証します。詳細は、「標準フォント名」を参照してください。


注 -

スタイル・マネージャは、Motif バージョン 1.2 以降を使用して書かれたアプリケーションのフォントしか管理しません。Motif 1.1 (以前) のアプリケーションにはフォントは正しく提供されません。これらのアプリケーションには app-defaults ファイルで独自のフォントを指定してください。