Wnn6 上級ユーザーおよびシステム管理者ガイド

A.3 ユーザーカスタマイズ

「ユーザカスタマイズ」メニューでは次の設定が行えます。

Wnn6 は「ユーザカスタマイズ」メニューで設定された内容で、起動時の環境設定を行います。ユーザーによる設定が行われていない場合は、「システム管理用」メニューの「システムデフォルト」の設定内容で環境設定を行います。

A.3.1 一般ユーザー向けカスタマイズ

図 A-15 Wnn6 設定ユーティリティ「一般ユーザー向けカスタマイズ」

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A.3.1.1 学習 / 変換 / 表示モード

設定方法は「システム管理用」->「システムデフォルト」メニューの「学習 / 変換 / 表示モード」と同じです。「A.2.2.4 学習 / 変換 / 表示モード」を参照してください。

A.3.1.2 入力スタイル

入力スタイルを設定します。

図 A-16 入力スタイル設定画面

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(1) 〜 (6) については表 A-10 を参照してください。

表 A-10 学習 / 変換 / 表示モード設定画面の説明

(1) 

選択した入力スタイルのキーバインド設定を行う 

(2) 

選択した入力スタイルを適用する 

(3) 

入力スタイルを試す。保存はされない 

(4) 

すべての設定をウィンドウが開いた時の状態に戻す 

(5) 

設定中の内容を取り消してウィンドウを閉じる 

(6) 

操作のヘルプを表示する 

「キーの割り当て」ボタンをクリックすると、選択されているスタイルのキーバインド機能を編集することができます。

詳しくは 「A.2.2.3 キーの割り当て」を参照してください。

A.3.2 上級ユーザ向けカスタマイズ

図 A-17 Wnn6 設定ユーティリティ「上級ユーザー向けカスタマイズ」

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A.3.2.1 標準かな漢字変換インタフェース

設定方法は「システム管理用」-> 「システムデフォルト」メニューの「標準かな漢字変換インタフェース」と同じです。「A.2.2.1 標準かな漢字変換インタフェース」 を参照してください。

A.3.2.2 かな漢字変換用辞書

設定方法は「システム管理用」-> 「システムデフォルト」メニューの「かな漢字変換用辞書」と同じです。「A.2.2.2 かな漢字変換用辞書」 を参照してください。

A.3.2.3 ローマ字かな変換テーブル

使用中の入力スタイルに対応するローマ字かな変換を編集します。

左側に入力文字 (アルファベット)、右側に出力文字 (ひらがな) が表示されています。

図 A-18 ローマ字かな変換テーブル設定画面

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(1) 〜 (8) については表 A-11 を参照してください。

表 A-11 ローマ字かな変換テーブル設定画面の説明

(1) 

ローマ字かな変換を追加する 

(2) 

選択したローマ字かな変換を変更する 

(3) 

選択したローマ字かな変換を削除する 

(4) 

編集した内容でローマ字かな変換テーブルを設定する 

(5) 

すべての設定をウィンドウが開いた時の状態に戻す 

(6) 

すべての設定を出荷時の設定に戻す 

(7) 

設定中の内容を取り消してウィンドウを閉じる 

(8) 

操作のヘルプを表示する 

「追加」、「変更」ボタンをクリックすると、入力文字と出力文字を設定するウィンドウが開きます。

図 A-19 ローマ字かな変換テーブル 編集ウィンドウ

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入力文字は、半角英字、記号 3 文字以内です。出力文字はひらがな、カタカナ 3 文字以内です。