ATOK12 ユーザーズガイド

いろいろな文字の入力

ここでは、カタカナ、アルファベット、記号の入力方法を説明します。

カタカナを入力する

単語によっては、【スペース】キーを押しただけでカタカナに変換されるものがあります。【スペース】キーでカタカナに変換されない単語は、【F7】キーで全角、【F8】キーで半角のカタカナに変換できます。

次の入力例 (「セミナールーム」) は【スペース】キーで変換できますが、ここでは【F7】キーを使った変換方法を紹介します。

カタカナを入力するには
  1. 「せみなーるーむ」と入力します。

    ローマ字漢字入力の場合のキーシーケンスは、【S】【E】【M】【I】【N】【A】【−】【R】【U】【−】【M】【U】です。カナ漢字入力の場合は、【かな】キーをロックしたまま入力します。

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  2. 【F7】キーを押して全角のカタカナに変換します。

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  3. 【Return】キーで確定します。

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アルファベットを入力する

半角のアルファベットを入力する方法には、入力した文字をあとから半角に変換する方法と、 あらかじめ半角入力モードに切り替えてから入力する方法の 2 とおりがあります。半角入力モードとは、文字入力の際、キーボード上の文字や数字・記号を半角で入力するモードのことです。ここでは、半角入力モードで入力してみます。

アルファベットを入力するには

例:Royal Garden

  1. 【F10】キーを 1 回押して半角入力モードに切り替えます。

    ATOK パレットの表示が次のように変わったことを確認します。

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  2. 次のように入力します。

    【Shift】キーを押したまま入力すると、大文字のアルファベットを入力できます。

    ローマ字漢字入力の場合のキーシーケンスは、【R】【O】【Y】【A】【L】【スペース】【G】【A】【R】【D】【E】【N】です。カナ漢字入力の場合は、【かな】キーを押してロックを解除してから入力します。

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    半角入力モードでは、文字が確定した状態で入力されるので、【Return】キーを押して確定する必要はありません。また、【スペース】キーで漢字に変換することはできません。

  3. 【F10】キーを 3 回押すと、元の入力モードに戻ります。

アルファベットに変換するときの便利な機能

通常の入力モードで入力した文字をアルファベットに変換したいときは、入力後確定前に【F10】キーを押します。【F10】キーを押すたびに、半角アルファベットで小文字->大文字->最初の 1 文字だけ大文字->小文字 (または、大文字->小文字->最初の 1 文字だけ大文字->大文字) と変換されます。

【F9】キーを押すと、全角のアルファベットで同様に変換されます。

【F10】キーを押した場合

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【F9】キーを押した場合

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アルファベットの大文字と小文字

【CapsLock】キーを押すたびに、入力するアルファベットの大文字と小文字が切り替わります。

 大文字にする場合 【CapsLock】キーを押してロック状態にする
 小文字にする場合 【CapsLock】キーをもう一度押してロックを解除する

入力した文字をカタカナ・アルファベット・ひらがなに変換する / 後変換

入力中・変換中の文字を、ファンクションキーを使ってカタカナやアルファベットやひらがなに変換することを「後変換」といいます。後変換した文字は、辞書学習機能によって自動的に辞書に登録されるので、次回から通常の入力・変換操作で変換できるようになります。

次のキーを押すとカタカナやアルファベット・ひらがなに変換できます。

 ひらがなに変換する 【F6】キー
 全角カタカナに変換する 【F7】キー
 半角カタカナに変換する 【F8】キー
 全角アルファベットに変換する 【F9】キー
 半角アルファベットに変換する 【F10】キー

記号を入力する

記号を入力する場合は、あらかじめ記号入力モードに切り替えてから入力する方法、読みを入力して記号に変換する方法、文字パレットから選んで入力する方法などを選択できます。ここでは、記号入力モードに切り替えてから入力する方法を紹介します。別の方法については、「文字パレットを使って記号を入力するには」を参照してください。

記号入力モードで記号を入力するには
  1. 【F10】キーを 3 回押して記号入力モードに切り替えます。

    ATOK パレットの表示が次のように変わります。

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  2. 【↑】・【↓】キーで表示する候補群を切り替えて、【<-】・【->】キーで目的の記号に反転カーソルを移動し、【Return】キーを押します。

    画面上のカーソル位置に記号が入力されます。