ATOK パレットや ATOK メニューは、ATOK12 を操作するときの基本になります。ATOK パレットには、文字入力モードや漢字変換モードなど、文字の入力・変換に必要な情報が表示されます。
ATOK パレットには、入力モードや、文字の入力・変換に必要な情報が表示されます。ボタンをクリックすると、入力モードや ATOK パレットの状態を変更できます。また、ATOK メニューを表示したり、文字パレットを起動したりすることもできます。
次に、ATOK パレットの各部分の名称と、その機能を示します。
1) グリップ
この領域にマウスカーソルをあわせてドラッグすると ATOK パレットを移動できます。
クリックするたびに ATOK パレットの表示を縦型、横型に切り替えます。
ひらがなや全角カタカナなど、入力できる文字の種類を表示します。クリックすると、入力文字種を変更できます。
入力した文字を漢字かな交じり文に変換する方法を表示します。クリックすると、連文節かな漢字変換や複合語かな漢字変換など、漢字変換モードを変更できます。
ローマ字漢字入力、カナ漢字入力、記号入力、半角入力などの文字入力モードを表示します。クリックすると、文字入力モー ドを変更できます。
一時的に入力・変換方法を切り替えたり、環境設定や辞書ユーティリティなどのツールを起動したりするための ATOK メニューを表示します。
☆、〒のような記号や、読みのわからない漢字などを簡単に入力できる文字パレットを起動します。
右上のボタンをクリックすると、ATOK パレットの表示が最大になります。もう一度クリックすると、最大化する前の状態に戻ります。右下のボタンをドラッグすると、ボタンの表示数を変更できます。
ATOK パレットの「メニュー」ボタンをクリックすると、次のような ATOK メニューが表示されます。ATOKメニューは、【Ctrl + F10】キーを押しても表示できます。ATOK メニューからは、入力や変換の設定を変更したり、記号や漢字を簡単に入力するためのパレットや操作環境を整えるツールなどを起動できます。ATOK メニューで変更した入力や変換の設定は、現在編集中の文書に対してだけ反映されます。文書を閉じると設定した内容は解除されるので、一時的に変更する場合に使用します。いつも同じ設定で使いたい場合は、ATOK12 環境設定で変更します。
ATOK メニューの各項目の詳細については、オンラインヘルプを参照してください。
ATOK パレットが表示されていないときは、【日本語 On - Off】キーまたは【Ctrl + スペース】キーを押します。