OpenWindows ユーザーズガイド

カラー調整パレット

カラーワークステーションを使っている場合は、マルチカラーアイコンを作成することができます。ユーザの X アプリケーションで使うカラー X ピクセルマップファイルとしてカラーアイコンを保存することができます。アイコンエディタを使ってファイルマネージャの新規アイコンを作成する場合は、白黒アイコンを作成しなければなりません。バインダを使ってファイルマネージャアイコンのフォアグラウンドとバッグラウンドカラーを指定することができます。

カラーアイコンを作成したい場合は、「カラー制御機能」の説明に従ってアイコンエディタ描画制御領域でカラー選択項目を選択します。カラーアイコンの作成中は、アイコンエディタヘッダの右端のボタンには「パレット」というラベルが付きます (白黒アイコンの作成中は、このボタンは白黒選択設定に置き換えられます)。「パレット」ボタンの上でセレクトボタンをクリックすると、図 15-18 に示すように「カラー調整 (Color Chooser)」が表示され、描画するカラーを指定することができます。

図 15-18 カラー調整 (Color Chooser) ウィンドウ

Graphic

アイコンエディタで描画に使う現在のカラーは、図 15-18 に示すようにパレットの左上角に表示されます。

カラー調整パレットに表示されるカラーを使いたいときは、次の手順に従います。

  1. カラー調整パレットの希望するカラーの上でセレクトボタンをクリックします。

    選択したカラーは、カラー調整プレビュー領域にハイライトされて表示されます。プレビュー領域はパレットの左にある大きな正方形です。

  2. 「適用 (Apply)」ボタンの上でセレクトボタンをクリックしてカラー変更を記録します。

  3. ポインタをアイコンエディタに戻し、選択したカラーでアイコンを描画します。

    ポインタのカラーは描画用に選択したカラーに変わります。