この節にはマウスやメニュー操作の替わりに使えるアクセラレータキーコマンドをリストしています。アクセラレータキーは、通常は数回のマウス操作を必要とするものを実行できるので、インタフェースが効率的に使えるようになります。これは特にマウスよりもキーボードの方が使いやすいというユーザにとって便利ですが、キーボードから離れる手の動きを少なくして効率を上げたいというユーザにも役立ちます。
次の節では、基本編集操作、ファイルとウィンドウ内での移動、マウスボタンを使わずにメニューをオープンする方法について説明します。
第 1 章「Solaris ユーザ環境の紹介」に、カット (Cut) やペースト (Paste) などのコマンドと、それらコマンドに対応するショートカットキーのリストが記載してあります。また、SPARC または IA キーボードの再マッピング方法については、『OpenWindows ユーザーズガイド (上級編)』を参照してください。
テキストファイル内で移動するコマンドは、テキストエディタのウィンドウで使えるものです。
キー操作 |
機能 |
Backspace |
挿入点の左の文字を消去する |
Shift-Backspace |
挿入点の右の文字を消去する |
Control-w |
挿入点の左の単語を消去する |
Control-Shift-w |
挿入点の右の単語を消去する |
Control-u |
行頭まで消去する |
Control-Shift-u |
行末まで消去する |
キー操作 |
機能 |
Control-b または左向き矢印 |
キャレットを左に 1 文字移動する |
Control-f または右向き矢印 |
キャレットを右に 1 文字移動する |
Control-Shift-b |
キャレットを右に 1 単語移動する |
Control-, |
キャレットを左に 1 単語移動する |
Control-. |
キャレットを単語の最後に移動する |
Control-a |
キャレットを行頭に移動する |
Control-e |
キャレットを行末に移動する |
Control-p または上向き矢印 |
カラム位置はそのままで、キャレットを 1 行上に移動する |
Control-n または下向き矢印 |
カラム位置はそのままで、キャレットを 1 行下方移動する |
Control-Return、End |
キャレットをテキストの最後に移動する |
Control-Shift-Return または Home |
キャレットをテキストの最初に移動する |
Page Up |
キャレットを 1 ペイン上に移動する |
Page Down |
キャレットを 1 ペイン下に移動する |
次のキーボードアクセラレータでは、マウスレスモードの使用が必要です。これは「プロパティ」メニューから設定できます。
キー操作 |
機能 |
Alt-w |
フォーカスを現在のアプリケーション内の次のウィンドウに移動する |
Shift-Alt-w |
フォーカスを現在のアプリケーション内の前のウィンドウに移動する |
Alt-n |
フォーカスを次のアプリケーションに移動する |
Shift-Alt-n |
フォーカスを前のアプリケーションに移動する |
Shift-Alt-m |
ワークスペースメニューを表示する |
キー操作 |
機能 |
Alt-m |
ウィンドウメニューを表示する |
Alt-F5 |
ウィンドウを後方に移動する |
Alt-F6 |
ウィンドウを矢印キーで移動できるようにする |
Alt-F7 |
ウィンドウを矢印キーでサイズ変更できるようにする |
Alt-F8 |
ウィンドウを再表示する |
表 17-6 ベースウィンドウだけを操作するコマンド
キー操作 |
機能 |
Alt-F2 |
アイコンをポインタ位置でオープンするか、またはポインタ位置のウィンドウをクローズする |
Alt-F3 |
ウィンドウをフルサイズに拡大するか、デフォルトサイズに縮小する |
Alt-F9 |
アプリケーションを終了する |
表 17-7 ポップアップウィンドウメニューを操作するコマンド
キー操作 |
機能 |
Alt-F2 |
ポップアップメニューを取り消す |
Alt-F10 |
ポップアップメニューのオーナを表示する |