ファイルマネージャ内で、「カット」、「コピー」、「ペースト」コマンドを使ってファイルを移動またはコピーできます。「カット」、「コピー」、「ペースト」コマンドは、「編集」メニューおよび「ファイルペイン」ポップアップメニューから選択でき、またキーボード上のファンクションキーで実行できます。キーボードによっては Cut、Copy、Paste キーを備えているものもあります。備えていない場合は、第 1 章「Solaris ユーザ環境の紹介」で説明されている各コマンドに対応するショートカットキーを使用できます。
データは、カットしても削除はされません。クリップボードに移動され、そこに一時的に保存されています。クリップボードには一度に 1 項目、または複数の項目をまとめた 1 つのグループずつしか保存されません。
新たにカット操作を行うと、すでにクリップボードに入っている内容は失われます。
クリップボードを使ってフォルダやデータファイルを移動またはコピーする手順は次のとおりです。
コピーまたは移動したい 1 つまたは複数のファイルを選択します。
アイコンが選択されます。ファイルまたはフォルダのグループを移動したいときは、個々のアイコンの上でアジャストボタンをクリックしてそれらをグループに追加します。アイコンがすでに選択されている場合にアジャストボタンをクリックすると、そのアイコンは選択解除され、グループから削除されます。
「編集」メニューから「カット」または「コピー」を選択します。
ファイルをコピーするには、「カット」または「コピー」を使います。1 つまたは複数のファイルがクリップボードにコピーまたは移動されます。
キーボードに Cut キーと Copy キーがある場合は、それらのキーと、Meta-x (Cut に相等) および Meta-c (Copyに相等)のどちらでも使用できます (IA システムでは Meta は Control-Alt になります)。
次の図 2-18 に示すように、操作説明のメッセージがフッタに表示されます。
ファイルを入れるフォルダをオープンします。
「編集」メニューまたはファイルペインのポップアップメニューから「ペースト」を選択します。
キーボードに Paste キーがある場合は、それを利用できます。Meta-v を使っても結構です (IA システムでは Meta は Control-Alt になります)。