共通デスクトップ環境 スタイル・ガイド

実行中の作業のフィードバック

 

n/a 

 

 

推奨 

gt: 

ユーザが選択したコマンドが完了するまでにかかる時間が 2 秒よりも長く、10 秒よりも短いと予想される場合、アプリケーションは、コマンドが実行中であることをフィードバックする標準のビジー・ポインタを表示する。 

ユーザには、アプリケーションが要求を「聞き入れて」おり、その作業を実行しているという保証を与えなければならない。要求の結果をただちに表示できない場合は、何らかのフィードバックを提供する必要がある。ビジー・カーソルは、コマンドの実行から 0.5 秒以内に表示されなければならない。 

推奨 

gu: 

ユーザが選択したコマンドが完了するまでにかかる時間が 10 秒を超えると予想される場合、アプリケーションは、要求の処理を行なっていることを示す作業中ダイアログ・ボックスや、これに似た何らかのフィードバックを表示する。フィードバックは、そのアクションの完了に向けての経過状況を示すものでなければならない。 

あるアクションが完了するまでに長い時間 (10 秒以上) がかかると予想される場合、アプリケーションはビジー・ポインタよりも強いフィードバックを表示しなければならない。ビジー・ポインタの表示時間が長くなりすぎると、ユーザはアプリケーションがハングアップしたと思うかもしれない。このような場合には、アプリケーションが実行を続けており、ユーザの要求を処理していることを示す経過表示を行う。経過表示は、アクションのどれだけの部分が完了したのか、どれだけの部分が残っているのかを表示しなければならない。 

推奨 

gv: 

アプリケーションが実行中の作業のフィードバックをユーザに表示しているときに、デスクトップ環境の他のアプリケーションやサービスに対するアクセスを中断しない。 

マルチタスクは必ずサポートされなければならないので、アプリケーションは何らかのアクションを実行している間も、他のサービスへのアクセスを許さなければならない。可能ならば、ユーザは、アプリケーションが別の要求の処理を行なっている間も、同じアプリケーションの別の機能にアクセスできるべきである。これがサポートされている場合、アプリケーションは、ビジーではあるが、入力の受付けは行なっていることを示す拡張ビジー・ポインタを表示する。