ホットスペアは、関連付けられていたすべてのホットスペア集合内で交換できます。しかし、「In Use (使用中)」状態のホットスペアは、他のホットスペアと交換できません。
交換時に、ホットスペア集合内のホットスペアの順序は変更されません。
入出力エラーが発生したら、ホットスペアは「Broken (故障)」状態に置かれます。この状態を修復するには、まず壊れたホットスペアスライスを修復または交換します。次に、DiskSuite ツールを使用するか、-e オプション付きの metahs(1M) コマンドを使用して、スライスを「Available (使用可能)」状態に戻します。
サブミラーや RAID5 メタデバイスは、エラーの発生したスライスの代わりに、ホットスペアを使用していることがあります。エラーの発生したそのスライスが有効にされるか交換されると、ホットスペアにはホットスペア集合内で「Available (使用可能)」のマークが付けられ、使用する準備が整います。