SunVTS 4.0 ユーザーマニュアル

テストグループと個別テストの選択

テストは、特定のテストグループ全体または個別テスト単位で選択することができます。使用するテストモードと実行するテストは、テストの目的によって異なります。

たとえば、SunVTS を使用して、断続的に発生する SCSI バスエラーの追跡を行う場合は、Functional テストモードで SCSI グループ全体をテストすることによって、SCSI サブシステムを完全に検査します。次に、そのテストの後で特定の SCSI デバイスを選択して、どのデバイスでエラーが再現するかを調べます。

もう 1 つの例として、新たに設置したシステムを本格的に運用する前に検査するという目的も考えられます。この場合は、指定した時間の間、Functional モードですべてのデバイスをテストします。

オプションボード、周辺装置、通信デバイスなどの特定のデバイスの接続に問題がないかどうかを調べる場合は、Connection テストモードでテストします。

特定の 1 つのテストやテストグループを選択する方法は、使用する SunVTS ユーザーインタフェースによって異なります。詳細は、以下に示す節を参照してください。